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三十九羽 ☆ リュリュエル、大戦争!

「じゃあ、下界におりましょうか!」

「すっごいニコニコしてるし、無敵だし。

まあ、その方がリュリュエルらしくていいわ。

あ、あんなことして、また顔が……もう!」


「はい! 下界に降りました!

ここは、大平原エンドレプレインですね!」


「なにあれ!? 大軍勢同士が大戦争してるじゃない!」

「とある世界のサンゴークシーもロードオブナリングイーネも真っ青な、なんという壮大な大スペクタクル!」


「中心にいるのは……エンジェルアイ!

ダーリッヤじゃない!?」

「誰や? って、誰ですか?」

「誰やじゃない! わたしの勇者をリュリュエルが奪った四人組よ!」


「あ〜、はい。とりあえず行ってみましょう!」

「あ〜、はい。じゃない!

あんた、また忘れたんじゃないでしょうね!?」

「はい!」


「忘れるな! 喰らえ新技!

エンジェルフィスト百裂拳!」

「ふぅわ! うわあああああぁぁぁ、ぁ、ぁ、ぁ。

じゃ、行きましょうか!」

「こんの!!! リュリュエル〜〜〜!」




騎士「でやあああ!」


「騎士様、お元気ですか?」

「ダーリッヤのみんな、元気?」


騎士「リュリュエルにフィスエル!?」

僧侶「天使様! こんなところでお会いできるなんて!」


「なにをしてるんですか?」


魔法使い「見てわかるだろ!?

魔王軍、魔族の軍勢と人間側、合同軍の決戦だ!」

武闘家「やばいよ! 押され始めてる!

自軍が撤退を始めてるわ!」

僧侶「わたしたちはどうしましょう!?」


「なによ!? 負けそうなの!?」

「皆さん、四人全員がいれば大丈夫! 絶対に勝てます!!!」

「どういう自信!? その根拠なに!?」


騎士「いや! 今こそ、俺たちの武勇を轟かせるチャンスだ!」


「魔族を食い止められないのは悔しいけど、死んだらおしまいじゃない!

逃げなさいよ!」


「皆さん、ボクが授けた称号とスキル、分かりました?」


魔法使い「称号名はわかんねぇよ!

でもな、魔道を探求する魔法使いをなめるなよ?

テメェの言った通り、俺たちのスキル試しに試したぜ!」


「だったら、絶対、絶対、絶〜〜〜っ対に大丈夫ですっ!

魔王の軍勢をやっつけちゃってください!」


「だから、その自信はどこからくるの!?」

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