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一羽 ☆ リュリュエル、登場!

リュリュエル、リュリュエル…… リュリュエル!


「はい! お呼びでしょうか、神様!」


リュリュエル、今の話聞いていたであろうな?


「えっと〜、なんでしたっけ?」


世界の危機を救うために尽力せよ、と申し伝えたはずだが?


「あ! 聞いてたけど聞いてませんでした!」


リュリュエル……天使の身でありながら、神の言葉を聞いていないとは何事か……。


「ちゃんと聞いていたんですよ?

もう一回お話をお願いします!」


誰がこの者を天使に昇格させた……まあ良い。

では、今一度神の言葉を伝える。

10級天使リュリュエルよ!

下界に降りることを許す。

勇者の育成に励むもよし、魔王討伐のために神託を下すもよし。

神の代行者として恥ずることなき行いを慈悲の心で尽力せよ。

滅亡の危機に向かう数多あまたの世界を救うのだ。


「は〜い。このリュリュエルにお任せください!」


なぜ、そんなに手を振ったり、くるくると回っておる?

我のこと敬っておるか?


「はい、駄肉女神様! ちゃんと尊敬しています!」


我の乳は芸術じゃ!

絶対、敬っておらんだろ。

神の雷落とすぞ、こら。

まあよい、身を粉にして精進せよ。


「は〜い!」


(あれれ? これ何かな? ……いいもの拾っちゃった!)


「よ〜し! がんばっちゃおうかなあ〜!

勇者様をいっぱい爆誕しちゃいますよ!

ボクのために!」


いっぱい!? 爆誕!?

世のため、人のためはどこにいった!!!??

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