第8話 アシンの思い
セカイ「イツマ、、なにがあったのか知らないが、2人は仲直りできそうか、、?」
イツマ「俺もこんな状態の2人を見るのは初めてだからわからない。こんなことに巻き込んでごめんな。」
セカイ「ううん。みんなといるの楽しいから全然大丈夫だよ。だけどこのままだと次の騎馬戦負けちゃうよね。どうしよう。」
イツマ「うーーん。アシンはやるときはやる男だと思うんだけどな。」
セカイ「じゃあ、アシンたちを信じるしかないね。」
イツマ「わりぃ。もうちょっとだけ様子を見守ってやってくれ。」
それでも、仲直りせずまま、騎馬戦の時間がやってきた。
実況「「騎馬戦が始まるよー!ルールは、全チーム同時に行い、4人1組になり、上に乗るものがハチマキをおでこにまきつけ、ほかのチーム7組からハチマキをとったものから順位がつくよ!ハチマキを隠すのはダメだけど、能力は使い放題だよ!それじゃあ、頑張って!!」
「それでは、それぞれのチームは位置についてー!」
イツマ「おいアシン、もう始まるぞ、どうするんだ?」
「騎馬戦を開始します!よーい、はじめ!!!」
アシン「、、、」
イツマ「おいアシン!いい加減にしろ!!!」
他のチームはアシンたちが動いていないのを見逃さず、背後から近づいた。
「おい!こいつら動いてないぜ!ハチマキいただきーー!」
イツマ「アシン!!!後ろ!あぶねえぞ!!!おい!!!!!」
アシン「ばっかやろーーーーーーーーーー!!」
アシンがそう怒鳴った瞬間、優しい風が通り抜け、周りの人の能力による様々な雨や雲や雪などの能力が、一瞬で無くなった。
そして、静かな晴れとなる。
アシン「ビーチウェーブ!!」
アシンがそういうと、海辺の波のような優しいさざ波が空中に流れ、その波により場内にいたすべての人のハチマキを一瞬でアシンの手に取った。
会場は静まり返った。
アシンは騎馬からおり、ハチマキとさっきの借り物・人競争のお題の紙をポケットから取り出して、サナに渡した。
アシン「俺が守りたいのはお前だけだ。ほかの男のとこについていくなよ。」
サナが紙を開くと、“守りたい人”の文字があった。
サナ「、、、っ///」
アシンは無言で立ち去っていった。
実況「アシン選手の謎の能力により、セカイチームの優勝!!」
そして、観客の中に、今のアシンの能力を見ていたあるじいやがいた。
「い、いまのは、、もしや、、。もう一度この目で見れるとは、、、、、、。」