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第5話 開催

セカイはアシンたちに4年前に起きたこと、そしてそれから今までずっとクラスのみんなにいじめられていたことを話した。


セカイ「だから俺は何としてでも今年の大運動会で優勝しに行く。」


アシン「そういうことなら、俺たちに任しとけ。絶対にお前を優勝させてやる。」


サナ「私たちは絶対にあなたを裏切らないから!」


イツマ「ああ、今は俺たちを信じてくれなくていいから、俺たちはお前を信じているっていうのは忘れないでくれ。」


セカイ「わかった。頭の片隅に置いとくよ。今日は家に泊まっていって。」


そうして、アシン、サナ、イツマ、セカイの4人は、”セカイ”というチーム名で大運動会に出ることにした。




次の日、4人は会場に出向いた。


「すごーい!屋台がいっぱいある!!」


会場はお祭り騒ぎで、100店舗もの出店が並んでいる。


中には、それぞれの能力を利用して作った、氷の彫刻やしずくの結晶などを売っている店もあった。


3人は、競技種目が張ってある入り口の看板を見に行った。


どうやら、大運動会は2日間かけて行われ、1日目にリレーの予選、借り物競争、騎馬戦、2日目にパン食い競争、スケート、リレーの決勝戦が行われるらしい。


4人はリレーの予選会場に行った。


実況「今からリレーの予選が始まるよー!この競技では1レースに7組が走り、そのうちの1組が明日にある決勝に進むことができるよー!そして!特別ルール!走っているものもそうでないものも、自分の能力を使って相手の邪魔をしていいよ!自分のレーンからはみでたら失格になるから気を付けてねー!」


イツマ「なんでもありなんだな。まだ自分たちの能力をきちんと把握してない俺たちには不利だな。」


セカイ「どういう順番で走る?」


アシン「明日の決勝でアンカーを走りたいか?セカイ」


セカイ「うん。走りたい。」


アシン「じゃあ明日は頼んだ。今日は俺がアンカーするよ。」


イツマ「じゃあ俺は様子見もかねて第一走者でいくよ。」


サナ「じゃあ私は第3走者がいい!」


セカイ「じゃあ俺は第2走者で決まりだな。」


サナ「ああー、緊張してきた~!私たちは2レース目か~」


アシン「大丈夫だ。後ろには俺がいるから、なにがあっても俺が取り返してやる。だから、サナは楽しんでやってくればいいんだ。」


サナ「アシン、、。ありがとう。気持ちが楽になったよ!」


実況「それでは第2レース目が始まりまーす!選手の皆さんは位置についてくださーい!」


アシン「よし!!行くぞ!!!!」


実況「出場チームを紹介しまーす!第1レーン、モクモクチーム、第2レーン、ラッキーセブンチーム、第3レーン、バスケチーム、第4レーン、雨チーム、第5レーン、ジメジメチーム、第6レーン、野球チーム、第7レーン、セカイチーム!」


「位置について、よーい」


―――ドンッ!!

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