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第12話 クソ野郎登場

アシン「サナ!セカイ!お疲れ様!最高だった!!」


サナ「ありがとう!最後リレー頑張ろうね!」


アシン「おう!セカイのためにも絶対に勝つ!」


セカイ「このリレーが種目の中で1番点数が高いから、多分今3位以内に入っているチームはリレーで優勝すれば総合優勝もできると思う。」


イツマ「俺たちは3位以内には入っているだろう。」


セカイ「うん!だからこれですべてが決まるよ。」


イツマ「走順どうしようか。セカイはアンカー頼んだぞ。」


セカイ「うん。絶対に勝つ。」


イツマ「決勝は何があるかわからないから第1走者は俺が走るよ。」


セカイ「うん、それがいい。イツマが1番冷静に対応できるからね。」


サナ「じゃあアシンが第2走者で私が第3走者ね!第2走者は1番速い人たちが集まるから!」


アシン「おう!わかった!任せろ!」


「おいおい、どうせ負けるのに何話してんだ??」


アシン「ああ?誰だお前!」


セカイ「、、ッ!テソ!!」


「お前また性懲りもなく参加してんのか。しかも島の外の人間と。

ああそうか。島の中では友達がいないからな。島の外の人と組むしかないのか。」


アシン「黙れ!俺の友達にそんなこと言うな!」


サナ「なにこいつ。きも。」


イツマ「セカイ、気にするな。何があっても俺たちはお前の見方だ。」


セカイ「ありがとうみんな。こいつはおととい話した、4年前にみんなをだまして俺を不幸におとしいれたやつだ。今年出ているブラックサンダーのチームは4年前に俺と組んでいたメンバーなんだ。今回は中学校の代表として出ている。」


アシン「そうだったのか。

こいつ、ぶっ飛ばしていいか?」


「今俺を殴ればお前らは違反となり失格になる。そんなこともわからないなんてこいつの仲間だけあってバカだな。どうだ?俺を殴ってみろよ」


セカイ「俺を侮辱するのはいいけど俺の仲間を傷つける奴は許さない!!訂正しろよ!」


「ああ?俺にそんな態度とっていいのか?!また違う噂流してやろうか?!今度は何にするかなぁ、お前がこの仲間たちにも裏切られて捨てられたとか?」


セカイ「お前!!!いい加減にしろよ!!!

もう優勝なんてどうでもいい!お前をここで倒す!!」


アシン「セカイ、待て。俺たちのことは気にするな。俺たちはお前を死んでも裏切らないとお前が信じてくれているならそれでいいんだ。お前は大運動会でこいつらに勝つために4年間頑張ってきたんだろ?じゃあお前の力を見せるのは今じゃない。あのトラックの上だ。今は耐えるんだ。」


セカイ「そうだった。みんなのこと言われてついむかついちゃって。ありがとう。」


「カ――ッ!反吐が出るぜ。リレーの後のお前らの歪んだ顔が見える、、。フハハハ。リレーが楽しみになってきた!」


サナ「そうね、楽しみね。」


アシン「サ、サナ、、、。その笑顔、目が笑ってないよ。」


サナ「そう??こんなに楽しみなのに。私には君の負けて怒るアホみたいな顔が見えるわ。気が合わないみたいね。」


「こいつ!クソ生意気な!!」


その瞬間空気が凍った。


みんな殺気を感じたからだ。


アシンからの。


「じゃ、じゃあこれくらいにしとくよ、またリレーでな。フハハハ!!」


セカイ「みんな、、、ごめんね。俺のせいでみんなを巻き込んじゃった。」


アシン「俺は、強い人がたくさんいていっぱい勝てるチームよりも、どんなに弱くてもこの人たちと一緒に勝ちたいと思わせてくれるようなチームがいい。

そういうのを仲間っていうと思うんだ。

仲間はな、並んでいる背中を見ればわかるんだ。背中をみれば、お互いが信頼しあって横にいるのか、同じチームとして横にいるのかがわかる。俺は、お前と背中で語り合いたい。だから、あとはお前が俺たちを信じるだけだ。どんなに傷つけられても俺らは絶対に裏切らないからさ。」


セカイ「アシン、、、。わかった。ありがとう。」


アシン「セカイのペースでいいから、いつか俺たちを信じてくれ。」



「選手の皆さんは集合してくださーい!」


アシン「よし!行くか!!!」


「「「うん!!!」」」

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