第10話 パン食い障害物
いよいよ大運動会2日目がやってきた。
昨日までの順位は、1位が、セカイをいじめているブラックサンダーチーム(借り物・人競争が1位、騎馬戦が同率全員2位)、3位がセカイチーム(借り物・人競争が失格、騎馬戦が1位だった。
アシン「今日俺はリレーの決勝しかでないから、あとはみんな頼んだぞ。」
イツマ「うん、任せろ。最初は俺か。流れを作れるよう頑張ってくるよ。」
実況「大運動会2日目の第1種目はパン食い障害物!この競技は春、夏、秋、冬の4つのステージに設置されたパンを、能力を使って取りに行くタイムレースだよ~!それぞれのステージに障害があるから頑張ってね!」
イツマの順番が回ってきた。
「位置について、よーい、」
―――ドンッ!!
実況「1番最初に迎えるのは春のコース!春一番の強風が吹いており、前に進めないよ!ここをどうやって切り抜けるのか?!」
イツマ「サイクル!」
実況「これは!イツマ選手、雲で人が1人入るほどの雲の抜け道を作り出し、風をものともせずに食パンのとこまで進む!」
実況「お次は夏のコース!照り付ける太陽の下にはマグマの暑さの熱湯がある猛暑だ!」
イツマ「ダウンバースト!」
実況「おおー!強い風を伴う積乱雲に乗り暑さを吹き飛ばしながら熱々のカレーパンのもとに進む!これは速いぞ!」
実況「次は秋のコースにやってきた!ここでは長雨による洪水で激流の川ができている!しかもこの川の中のどこかにパンがあるので入って見つけないといけない!今まで半分以上がここで脱落している!」
イツマ「ウズライヒット!」
実況「---ッ!!これはすごい!川の上に広げた積乱雲から雷の雨を降らす!そして今メロンパンを見つけたようだ!しかしどうやってパンをとるのか!」
女子「キャ――――///」
実況「イツマ選手!なんと服を脱いで川に飛び込んだ!!気合で泳いでいる!観覧席では倒れる女子が続出している!これは私も惚れそうだ!!そして今、パンをゲット!!!すごい!!!!!」
実況「しかし最後の難関、冬コースが待ち受ける!冬コースでは永久凍土の雪の塊が10×10×10mあり、そのどこかにパンが隠されている!しかし雪をすべて溶かすのは反則だ!みんなここで時間をかけている!さあどうする!」
実況「イツマ選手、積乱雲ができるときにときに地上に温められた空気があることを利用て、繰り返し積乱雲を作ることで雪を溶かしている!しかしこれは相当な体力と時間を消費しそうだ!おおしかし!もうフランスパンを見つけたようだ!運も味方につけた男!これはいいタイムになりそうだ!」
実況「最後は1万m上空にある10個のパンを食べてゴールだが、やはりイツマ選手なら1万mはたやすいようだ!巨大な積乱雲でグングン上がっていく!あとはパンを食べるだけだ!」
イツマ「いただきます!」
実況「おおーーーーっ!一気に全部食べた!男気がある!先ほど倒れていた女子が再び倒れている!ファンクラブができそうだ!私も入れてほしい!!」
実況「そして今ゴーーーーーール!!!気になるタイムは、、!57秒!!!1分を切ったーーー!今大会初めてだ!後の選手はこれをこせるかな?!」
アシン「イツマすげー!!」




