これからをよろしく
新しい街で
キミとの会話も特別なもの
ふたりだけの秘密ができたらいいね、と
何気なく言ってたキミの言葉が引っ掛かり
考え事をしていたから
ジュースをこぼしてしまった
僕は、つい苦笑いをする
どれくらいの時が経っても
こんな距離でキミといられたらいいなと思った
年をとっても
周りの景色だけ差し替えて
楽しむことができたらいいのにね
寄り添う距離は
まだつかめないでいる
ときめく距離なら分かっているつもりだけど
じつは、まだ分からないことだらけ
大人になりかけていても
もしも良かったら
キミとその答えを探してみてもいいと思う
たとえ、キミのその言葉が
僕の答えになっていなくても
それでじゅうぶん
キミについて
これからをよろしく
そして、
ぎこちない僕の苦笑いもよろしく