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君に送るワルツ  作者: 青木星
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1話入学試験その一

朝飲んだおじさん特製エネルギー爆増スペシャルのせいか喉が焼けるように痛く、舌がヒリヒリする。


「からすぎるんだよ、僕の試験をほんとは邪魔しようとしてないかな?、、、ハァッー」


僕は愚痴を小さくこぼしため息をつく。


実はおじさんは獣人族と呼ばれる種族らしい。


でも人間の女性と獣の男性の子だから半獣人族とか言っていたな。


そんな人が作る特性ジュースなんだから飲まないべきだっただろうと今後悔している。


でも僕のために作ったと思えば飲んで正解だった。


美味しいよと言った時の父の喜びは忘れられない。


喜んだ父の顔を見て僕もやる気をもらったし。


そんなことを考えていた時、

「ヨォーっす、春。久しぶりだな。」


彼は光千寺秋良こうせんじあきら


僕のかけがえのない親友だ。


そして彼は人類史上初の4つの能力を発現した天才だ。

しかし彼いわく【弱い能力のよせあつめ】だとか。


僕はその中の一つでも欲しいんだけどな?


秋良は天然なのでたびたび僕に精神的ダメージを変化球で入れてくることがある。 


「うん、頑張ろうね。」

そう僕はいい、軽くコミュニケーションを取りながら

歩くこと数分、


「ついたね」


「ああ、お互い頑張ろうぜ春!低い点数取ったらしばくからな?笑」


「怖いよそれは。」


そして別れの挨拶をし、それぞれの試験教室へ向かう。 


ーキーンコンカーンカーンー


学科試験は終わり、やりきったと息を大きく吐く。


運のいいことに自分の得意な問題が多く、

高得点が期待できる気がした。


そんな安堵もつかの間、

かなりあごが長いスキンヘッドの試験官に、 


「お前たち、外に出ろぉ。実技試験ダァぜ。」


ーここさえ乗り越えれば!ー


僕ははやる気持ちを抑えつつ外へ向かった。



次回から実技試験編開幕!

読み応えもよくなります!

読んでいただきありがとうございます。

次回から面白くなっていきます!

コメント好評価していただくと嬉しいです。ぜひぜひよろしくお願いします!

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