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詩送り  作者: 猩々飛蝗
99/545

2019/06/04 8:37/鷦鷯飛蝗

世界は黒渦で

神はそれをかき混ぜ加熱した

余計な黒渦を世界の外へ棄てると

大地が現れた

神は徐に海岸線を拡大し

地下水脈を操り湖水を生んだ

恣意的どころか確率のみに則った

娯楽としての書き換えで

世界の姿は刻一刻変わっていった

神は飽きて

世界を磨くことをやめたので

世界は干上がり

人々は行(生)き場を失った


「そうして宇宙そらにあがったのが御先祖さまだよ」

お父さんは言った

「海も大地も無くなれば、残るはそれだけだ」

干上がった大地は端からボロボロと崩壊していったと伝えられる


人は元々大地と海なくして生きられず

宇宙そらにあがれなかったものたちは

人とは呼ばれなくなった

あがれた者たちと

あがれなかった者たちと

区別する必要はなかった

後者はすぐに消えたから


「ねえ、お父さん」

この宇宙そらが消えたら

僕達はどこにいけばいい?

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