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詩送り  作者: 猩々飛蝗
90/545

2019/05/30 7:33/猩々

三日ぶりに浴びた朝が体内にわだかまっていた深夜を溶かす

そうして透明な睡眠薬となり、点滴みたくじわじわと効いてくるのだ

何もないコンクリートの道から、いきなり数十羽もの黄金鳥が飛び立つようでさえあり

自分にはあてもないのに、児童学生会社員の往来が激しくなっていくのを見ているのは

そう、ちょうど、ショーウィンドウに飾られたマネキンだけが知っている眺めと同じだろうと思う

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