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詩送り  作者: 猩々飛蝗
82/545

2019/05/22 11:53/猩々

言葉を食べる

幸せ、喜び、安心、懐古

ああ、太陽の滲み、干し草の匂い

春の夜の夢だとか、自の子の咲み

これがまたうまい

しかし食っても食っても腹に溜まらん


言葉を貪る

怠劣、傲慢、自責、嫌悪

ぐえ、泥濘の深み、血と肉の旨み

人の欲の罪だとか、歪な世の営み

なぜかやめられん

しかし食えば食う程取り返しがつかん


言葉なんて食うもんじゃねえ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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