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詩送り  作者: 猩々飛蝗
79/545

2019/05/25 17:12/鷦鷯飛蝗

体と世界の境界があいまいな黄昏時

西日が輪郭を熔かしてやまない

湿度だって海で、掌は何に触れてる?

世界なんて自分なんだから

どこに行ったってそこは自分だ

閉塞に不満ばっか漏らしてないでさ

安心しきってどこへだって行きなよ

踏み出してみなよ


苔むす街路樹と劃(隠)された土瀝青の隙間

知らないどこか辿って

いつか忘れてしまうんだ


ぼんやりした空間を横切って

かさかさ鳴る枯れ葉横切って

重ならない視界横切って

どこまでも融けて生きなよ


日陰だって日向だって変わらない

今やこの世界には温もりしかない

木立に隠(隠)された轍と

鮮やかに彩られた舞台

揺れる木の葉も固い歩幅も

忘れた振りして歩いて活きなよ


ぼんやりした空間を横切って

かさかさ鳴る枯れ葉横切って

重ならない視界横切って

どこまでも融けて生きなよ


溶けて生きなよ…

梳けて生きなよ……

融け、て、逝き……なよ…………

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