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詩送り  作者: 猩々飛蝗
65/545

2019/05/22 8:57/鷦鷯飛蝗

内臓をぶちまけた猫が干からびていて、俺は10歳やそこらだった

道端、安らかな顔で猫が倒れ伏していて、

俺は18になったところだった

どちらも実家を離れた場所で

仮寝の宿居(やどい)の我が身が見えた

あの、肉です、といった具合のグロテスクな死体より

生きたままカーペットみたく寝ていた姿態の方に

俺はぎょっとした


徹頭徹尾直線的にだらけたあの形は

誰かが寝かせでもしたのだろうか


日向ぼっこじゃないのはわかりきっていて

むくりと起きあがろうはずもないのが

妙に不思議だった


本当に安らかな顔をしていて

ちょっと分けてもらいたくなった


地に敷かれた側が醜く歪んでいるなんて

知らなかったから

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