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詩送り  作者: 猩々飛蝗
50/545

2019/05/11 18:46/猩々 - 2

燕尾が反って藍空を鞣す音

嘘つきの貝耳に当てるとね

聞こえるんだよ

消えた筈の淑星の瞬きも

聞こえんの

自分の気持ちの沫音とかも

聞こえちゃう

でもね

一番聞きたい人の声だけ

掠れてうまく鳴らないわ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


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