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詩送り  作者: 猩々飛蝗
42/545

2019/05/08 22:28/猩々 - 3

ナトリウムランプが暗いシートにオレンジの弧を振り

男は前方に視線を鋲て、くだらない言葉、フロントガラスの向こうへ流していた

そんなの気にも留めたくなくて、全然違うことを考える

それをポンと口に出す


「日常って恐ろしいものよ」

「なんだって?」


こんなピカピカの箱に載って、それを台無しに、単色光の満たす管が100km/hよりも速く後ろへ流れて、それが恐ろしくないのだ、この男は


「ふと見る死の悪夢なんか、現実に比べれば子供だましよ」

「そうか?俺は今、最高に幸せだよ」


ふと、人を殺してやろうとか、頭蓋の裏に言葉を、音を立てて、ぎりぎりと音を立てて掠めさせてやると、響きは反響して、どんな快楽よりも安静に心を満たしてくれたりする


「幸せは毒」

「おいおい」

「麻酔、麻薬、幸せは残酷な都市の部品の一つ、私は性善説を唱えるわ、人間は悪くない、摩天楼が遊園地みたいな地獄なの」

「なんだよ…」

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