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詩送り  作者: 猩々飛蝗
35/545

2019/05/10 14:16/鷦鷯飛蝗

加速する、加速する

かわに趣 うみやな

未解明の飛翔、不透明な仮象

全天の玻璃と記号に刈りきれぬ一面の夜想

散りえぬ不予の花翳しては束ね

知りえぬ無辜の性荒らしては囲う


忌み仔はただにこぞりて去ぬのみ

ゆくりなく過ぎて後に聞くのみ


石を拾わず軋みを捨てず

誘い澱みて徒に憩う

ぽつねんと独り

午睡も憚る

不諦に瞠目

不能に吐息

一切の栞と閑に響かせて


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


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