2019/05/05 21:31/猩々 - 4
あまりにも幻想的な気分じゃなくて、こんな状態で書く詩とはなんだとか、こんなの詩と言えなそうだなとか思いながら、こうして公開されるかもしれないここにこんなことを綴る訳だ
こんなのは何の工夫もない小説だが、しかしこちらがこの言葉を見て欲しいのだと言えば、最低の詩として認められる気がする
何て言うほど言い訳が苦しくなる、何だって創作なんてこんなものだ
金沢で点滅する青信号を渡りながらスマホを持っていて、駅前は高い綺麗な建物も多く建って、空は開けて星が見え、こんな時間にも関わらずどこからかピアノの音が響いたから、辿って見れば地下で誰かが上手にベートーベンか何かを弾いている
地下空間には謎のガラスが縦に幾枚も宙を区切り、その表面に水を流しては下に溜め、溜まったところは歩けない、水の溜まる場所はきちんと決まっていて、歩く場所とは別に少し低い訳だ
それなのに頭はふらふらだ、ここがどういう場所だとかを少しも思う余地がない、なぜかって結構疲れているからだ
でも、こんなよく分からない時に、無感動にしろ露出する、何かよく分からないものが本質かもしれないなんて、どうしようもないことを思っては、何だか知らない生活だ、これが老いたらどうなるだろう
何にも言っちゃいないと言ったところで何にも言いたいことなんてないんだから仕方がないわけだ、それが一番悪い、言いもしない所を強いて言ってるように見せ掛けてみれば、これは無の詩だ
気取った下らないもんだ、詩でもないわけで、無を言うなんて言う下らない矛盾だ、何だっていいんだ、どうしようもないこんな気持ちを言うのにはこれが一番いいでしょう




