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詩送り  作者: 猩々飛蝗
27/545

2019/05/05 22:38/鷦鷯飛蝗

恥ずかしいな

そんなこと言わないで


長らく忘れていたよ


ここは故郷より虫が多いから

君はきっと嫌いだろ


また来てなんて言えないよ

言えないからさ

今度はきっと君の方

忘れてしまった奥の方


青空眺めてた、河原の、君の、そのままで

目の前に現れたって驚きやしないんだ

いつも通りに上がり込んで、一服して、お話しして

いつも通り玄関で手を振るんだ


閉まったドアに鍵をかけようとして思い出す

そんなわけはないんだって


嘘みたいな髪の色で

瞳の色で

透けるような服の色で

指先で

却って僕を信じさせようとするそのいじらしさが

やっぱり君は来てくれたんだろうと


どっちでもいいやって

喉が渇く


追伸:

鍵は開けたままにしておく

君が忘れ物を取りに来るときのために

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