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詩送り  作者: 猩々飛蝗
24/545

2019/05/05 9:29/猩々

つやつやした夜空の表面に露結んだ

半珠を流れて、星につっかかっては涙

黄銀の雫、磨かれつつ筋を作り

白銀の河、交わって、それを一層濾していき

大地は峰と、海の隙までささやかな滴りを受ける


月の光がそれを冷やすと

輝きを閉じ込めた真黒の函が結晶する


玲瓏は日の照らす濃瑠璃の洋

麗凛は灯の点る玻瓈張りの街


山は雨雲、雨は耀、耀が融かす、海面と鏡

夜は怪物、息を潜めた、静かに音を、聞いている


六甲山の星の駅

そうして凝った


小さい港町が見える

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