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詩送り  作者: 猩々飛蝗
2/545

2019/04/21 22:41/鷦鷯飛蝗

通せなかったスウェットの紐、

くぐれなかったあの扉の向こう


忙しい忙しいと呟いてみて、処理すべき課題は数えるほどしかないのに気付く


疲れてるなと呟いてみて、ぐっすり寝て目覚めた朝を思い出す


短期記憶がもたなくなっている


たいせつなことはぜんぶ書いてある

書いてないことはきっとたいせつじゃない


わすれてもいい


仮寝の宿と、癖が抜けない

巣立ちなど嗤わせる、新しい巣だって与えられたものでしかない


与えられた力で掴んだものは、与えられたのと違いましょうか


きっと君には他人がいらないんだなんて、あれ、そうだろうか、そうかも、そうなのかな


こんなあれこれがどこにも書いてない

きっとぜんぶたいせつじゃない

わすれてもいい

わすれるがいい


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