101/545
2019/06/06 13:07/鷦鷯飛蝗
滴下する昊が凍えて死ぬらしい
石化する靄が震えて憎らしい
砕けない陽炎の
白け白けた閃と星
裁定、高楼の舟に虚傲の輪郭を準う
夜空震わす巫女の夢
流れ散る星々も能わず
溺れ降る神々も叶わない
咲いたことなどないと
見捨てられた宮で形代担う神岐部も
今と見紛ういや果ても
転げたってつまらない
醒めることの寂しさに耐えかねても
逃れられるものでもないと知りながら
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




