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火炎龍と王子様  作者: ソル&グロス
第二章 西の大陸の優駿
12/34

12 優駿 Fine horse

「んむ!ごほっ!」


空腹でたまらず、急いでパンを食べたせいかむせてしまった。グロスに笑われてしまい、せっかく頑張ったのにな…とため息をつく。つかえたパンを落とすように、トントンと胸を叩きながら少年に微笑んだ。赤ちゃんは時折ひくひくと動くが、穏やかな表情で眠っている。


「そう。ママにはいっぱい食べてもらわなきゃいけないの。ママは赤ちゃんにおっぱいをあげて育てるんだからね。貴方もこうやってママから産まれてきたの。ママは苦しかったけど、貴方に会いたくて頑張ったのよ。だから貴方も強くなってママと妹を守ってあげてね」


ぽんぽん、と少年の髪を撫でる。そしてグロスに向き直った。深々と頭を下げる。


「とっさの事とは言え、マスターを邪険にして…失礼いたしました」


「元気な子が生まれたんだ。結果オーライだよ」


グロスは少年にもパンを分け与え、自分も一つ頬張った。自分の妹が産まれた時は、まだ物心がついていなくて。そんな意識も芽生えていなかったけれど、坊主の喜びは理解できる。みんなでパン者果物を食べていると、そこに少年の父親が帰ってきた。


「あ、ご心配なく。通りすがりの医者です」


「うっっ!産まれたのかっっ!?」


妻の元に駆け寄った夫。娘を抱き上げながらの大喜び。まだ目も開かぬ娘に、ベロベロバァーなんてやっても見えないだろうが。それでも父親は満面の笑みを浮かべながら、二人に感謝の言葉を惜しまない。かいつまんで事情を説明し、父親に歓待を受ける事になった。


「ぜひ…娘にあなたの名前を付けたいのだが」


経緯を知った父親はソルに申し出た。光栄な事じゃないか…とソルに視線を投げる。照れ笑いをする父親。彼の娘は「ソルフィー」と名付けられた。父親に似れば明るく陽気な、母親に似れば優しく芯の強い、そして…ソルに似れば…かわいらしくもたくましい娘に成長することだろう。


「火炎龍の名前なんかつけて、嫁の貰い手がなくなっても知らないよ?でも可愛いでしょう?こんなに小さい手が、数年でこんなに大きくなるの。人間の子はすごいねぇ」


「人間の子って…をいっ!」


不思議そうな顔の親子に慌てて苦笑いを返した。ソルが龍だという事は、あまり公にしない方が良いような気がする。そんなソルは小声でグロスに囁くが、喜びは隠せず。クスクスといつまでも笑いが込み上げてくる。男の子と一緒になって、産まれたてのソルフィーを弄って泣かせ、母親に苦笑させてしまった。


「何かお礼を…」


父親の申し出に、グロスと目を見合わせる。「気遣い不要」とは言ったものの、父親は引かない。ソルと目を合わせて苦笑いをしていたが、窓の外に広がる牧場の風景にふと目を止めた。見渡す限りの草原。その中を悠々と駆け回ったり、草を食べている馬の姿が見える。この一家はどうやら牧場主らしい。


「それなら…お言葉に甘えて。馬を一頭…譲ってもらえませんか?」


そんな事なら…と父親は家を飛び出し、一頭の馬を携え戻ってきた。毛艶の良い体躯に愛くるしい瞳。しっかりした歩みは育ちの良さを窺わせる。得意満面の父親は、馬の背中をポンポンと軽く叩きながら


「この馬、三歳になったところだが…うちの馬ではピカイチだ。ぜひとも受け取ってくれっ!」


引かれてきたのは、やたらと活きのいい馬。じゃじゃ馬かしら?ソルは黙って父親から手綱を受け取り、馬と目を合わせた。沈黙し馬と睨みあっていたが、そのうち馬がふい、と視線を逸らす。


「マスター、この馬言う事聞くって。一度でも振り落としたら、丸飲みするよって言ったら怯えちゃった。でも真っ直ぐな性格のいい子だよ!」


「ソル…お前、なんて事を…」


グロスは頭を抱え、父母は更に不思議そうに目配せしあっている。少年だけが機嫌よくソルフィーをあやし続けていた。ともかく、旅の仲間に一頭の馬が加わった。これで東の果ての国にも、だいぶ近づいたような気がする。鞍やら手綱やら、一通りの馬具まで揃えてくれた父親と少年に見送られ、二人と一頭…いや、一人と二頭?の旅は再開した。

人間が歩けば何日もかかる道も、馬の速駆けなら造作もない。いくつかの町や村を抜け、リップランドの国境を越え、空が茜色に染まる頃には、今までに見たこともないような大きな町に辿り着く。


「ソルフィー可愛かったね。間に合ってよかった!あのね、今日は頑張ったでしょう?だから…ラム酒…少しだけ。いいよね?ラム酒。大きな街ならレストランがあるでしょう?」


「そうだな。結構大きな街だし、レストランぐらいあるだろうけど…」


「ここ、暑いね。空気が重い」


町は活気に溢れていた。喧騒の中を馬上で揺られ、グロスの背中に向かって、ダメ元でおねだりしてみた。グロスのシャツを引っ張り、注意を引こうとする。手綱で馬を操っているグロスは、苦笑いをするばかりで。

先に宿を見つけ、馬と荷物を預ける。薄暗くなった街並みをソルと二人、並んで歩いた。賑やかで、穏やかな人波。母国ポルタスも、ほんの数日前まではこんな感じだったのに。いや、表向きには何も変わらないのかもしれなかった。国王が代わっただけで。


「ラム酒…飲んでもいいけど、飲みすぎるなよ。また頭が痛くなるから。あと…ラム酒を飲むなら、夜…ちゃんと背中を見せろよ」


グロスは意味深な笑みを浮かべながら、隣を歩くソルをチラ見。思いっきり頬を膨らませているのが見えて思わず吹き出してしまった。

賑やかな人混みに酔って、目がくらくらする。こんなに沢山の人間の群れは見た事が無かった。馬から降りた今は、グロスと絶対にはぐれないようにしないと。決意をもってグロスのシャツのはじっこを握りしめる。

たまに面白そうな店の前で歩くテンポが遅くなると、グロスがつんのめるような気がするけど…はぐれちゃいけないから仕方がないのだ。一本裏路地に入ると、そこはちょっとレトロな雰囲気。その中に一軒、グロスを引き付ける店の看板があった。


「おっっ!ラーメン屋があるぞ。ソルは…食べた事ないよな。ラム酒はないかもしれないけど…ポン酒ってのがあるから。ほら、入れ入れ」


「…ラーメン?ここ、絶対美味しい!解るよ!そのポン酒って言うの、飲もう!」


ふんふん、と鼻をならして、いい匂いに嬉しそうに笑う。背中の事は一旦忘れる事にした。グロスも忘れるかもしれないから…とはソルの希望的推測。

ソルはどうやらポン酒も気に入ったようだ。その飲みっぷりはなかなかで、感心するやら呆れるやら。餃子や焼売を何度もおかわりし、炒飯とラーメンで〆る頃にはすっかり出来上がってしまったようで、


「おい…大丈夫か?ソル?…ソル?」


「うー…。お代わりっ!。んだとぉ?燃やしてほしいのかぁ??」


寝ぼけた龍の呟き。テーブルにところ狭しと並ぶ料理に、グルルと喉を鳴してから一刻。人間の女の子の仕草にしては不思議な音に、周りの人がチラチラ見られながら、食べ進める事しばし。ポン酒も非常に美味で、改めて人間の作り出すモノの素晴らしさに驚く。しかし流石はプリンス。ラーメンを食べる仕草が優美で、見とれてしまうほどだった。真似をして、ゆっくり箸を動かしレンゲを使ってスープを飲んでみる。酔いが回ってからは、主に食事を口に入れてもらったが、今は主の背の上にすっぽり収まって。呑気な寝息を立てているのが、かつて人々を震え上がらせた火炎龍だとは誰も思わないだろう。

いい具合に出来上がってしまったソルを、仕方なく背負って店を出る。主に背負われるなんてとんでもない下僕だが…まぁ、仕方ない。そう言えば、以前にもこんなことがあったような。満天の星空を見上げながら、グロスはゆっくりと歩いた。ふと寝言に何か言われたような気がするが…きっと気のせいだろう。宿に帰ったら、風呂に入れてやらないといけない。そして、例のアレも。


「すみません。手違いで、ダブルの部屋しかご用意できないんです…」


(宿につくと、店主が申し訳なさそうに頭をさげた。頼んだのはツインの部屋のはずだった。だが何をどう間違えたのか、目の前にはダブルベッドが鎮座している。とにかく…先に風呂に入ろう。背中で寝込んでしまったソルを一度ベッドに降ろして揺り起こす。


「ソル…おい、起きろ…ソル…」


ポン酒はラム酒よりも強い酒だ。浴びるように飲んでしまって、さすがの火炎龍も酔っぱらってしまったらしい。だが、やはり風呂には入れておきたかった。背中の具合も確認したい。


「起きろ…ソル…起きろってば…」


「グロス…。行かないで?」


夢を見ているのか、空中を指で掻いて主を探しているようだ。体を揺すられれば薄目をあけるが、目の焦点は合わずまたすぐに夢の中へ戻ってしまう。揺り動かしたくらいでは、目を覚ましてはくれないようだ。やれやれ…とため息一つ。幼い顔立ちには似合わないほどに膨らんだ胸がゆっくりと上下している。仄かに見せるソルの女っぽい姿に、グロスは思わずごくりと唾を飲み込んだ。


「熱い…」


酒のせいかソルノ呼吸は速く、体温もいつも以上に高くなっているのだろう。暑がって服の胸元を緩めようともぞもぞと動くと、ごろんと大きく寝返りをうち、その拍子に床に落ちてしまった。床にぺたんと座り込んで辺りを見渡し、主を探す。


「いたた…。グロス~。どこ??」


「おいおい…大丈夫か?」


落ちてしまったソルをベッドの上から覗き込んで苦笑い。まだどこか寝ぼけているような、焦点の合わない眼。すっと手を差し出し、座り込んでいるソルを引き上げた。


「遊んでないで…早く風呂に入って来いよ。明日も、朝早いんだから。それとも…一緒じゃないと、入るの嫌なのか?」


意味深な笑みを口元に浮かべながら、背中をポンポンと叩いて促す。たぶん一人で入るのが嫌ではないのだ。そのあとの治療に気後れしているのだろう。


「ん…」


背中を触られた。この医者はまたアレをやる気なのか。ソルは小さくため息をつく。しかし、思い直して。浴室を示されればこくん、と頷いて、


「でも、私はグロスの後でいいよ。グロスはマフラー…じゃなくてマスターだから。ね?グロスって、いっつも自分は後回しだよ?もう少し我がままでもいいと思う」


「んじゃ、今日も一緒に入るぞ。ソルも来い」


酔っ払いのソルは無遠慮に王子に説教をしたつもりが、逆に返されてしまった。それでもニコッと笑うと、浴室に向かってグロスの背中をグイグイと押して行く。グロリアスだけが先に入ったら、多分その間にソルは寝てしまう。それは避けなくてはならない。ソルの頭をクシュクシュと撫でながら、


「早く脱げ。早くしないと…そのままシャワーかけるぞ」


昨日のホテルより、ちょっと浴槽は小さかった。それでも二人で入れない事もない…ぴったりと寄り添って入れば。先にかけ湯をして浴槽に入る。ソルはまだ脱衣所をうろうろしていたが、背中の傷に当てないように慎重にワンピースを脱いでいく。湯気のたつ湯船にはもうグロリアスが入っていた。街で手に入れたリボンで髪を括ってから、湯船に向かう。


「この前の風呂より小さいね」


クスクス笑いながらかけ湯をし、当然のようにグロリアスの浸かる湯の中へ入っていく。狭い湯船の中で、抱えられるような格好のソルは、そっとグロスを見やった。下から見上げると、喉仏がくっきり出ていて。女の自分とははっきりと違う事が解る。睫毛が長くて、とても綺麗な目をしていた。その力強い瞳はまさしく王者だ。何となく恥ずかしくなって、頬を赤らめてしまう。


「ちょっと…背中を見せてみろ」


一度立ち上がったソルが、背中を向けて再び浴槽に浸かる。赤い髪は括られていて、背中の痣を隠すものは何もない。指先でそっと触れると、ピクリと体を震わせる。患部は少々盛り上がっていて、なかなか腫れが引かない。紫色はいくらか薄くなってきたようにも見えるが、まだ予断を許さない。一刻も早く薬草を手に入れないと。龍の体についても、撃ち込まれた矢に塗られていた毒についても、グロリアスには未知過ぎる世界だ。


「まだ少し腫れてる。膿…絞り出さないとな」


「え…するの?治ったよ!大丈夫!」


あからさまに嫌な顔をして、勢いよく立ち上がり子供のように逃げ出す。酒の故にか、いつもなら発動する理性もなく。ただ嫌な事から逃げるのみである。ドアの陰からこちらを覗いているのを見て、クスリと笑った。どんなに痛くしないようにしようとしても、膿を絞り出すのにはそれなりの力を入れなければならない。無痛での処置なんてできる訳がなかった。


「ソル…痛くても逃げるな。大事な何かを守りたいなら…まず自分が強くならなきゃいけない。ベストコンディションでいなきゃいけない。解るだろ?逃げたって、無駄だからな。覚悟しておけ」


グロスは浴槽から出ると体を拭きながら、ソルの目の前を素通り。一人ベッドに向かう。

言われている事は最もで。ソルはグロスを命にかけても守り、王座につけなければいけないのに。決して乱暴な処置でない事も身をもって解っている。最小限のキズに、美しいとすら思える縫合痕をみれば、細心の注意を払って治療してもらっている事は一目瞭然だった。


「グロスの言う通りだね。解った。もう逃げないよ」


しょんぼりとため息混じりにソルは呟く。決意と迷いと。恐怖と戦う眼差しでグロリアスを見ると、優しい笑顔を向けてくれた。その笑顔でソルの腹は決まる。


「お願いします。でも…我慢はするけど、声は出ちゃうかも。怒らないでね?」


泣きそうな表情ではあるものの、しっかりした口調で言い切った。ベッドの前の床にぺたんと座り込み、座っているグロスを見上げる。グロスはポフポフッ…とベッドを叩く。こっちに来い…と。おずおずとベッドの上に上がってきたソルをうつ伏せに寝かせると、ガーゼとメスを手にした。

紫色の背中の痣は少し大きくなったようにも見える。馬に乗っていたから大した運動量はなかったはずなのに、酒を飲ませ過ぎたのが原因か。苦笑いしながらソルの背中にメスを当て、


「なるべく…痛くしないようにするからな。」


小さな傷をつけ、指先で痣を囲い込むように絞っていく。紫色の体液がじんわりと滲み出てくると、それを丁寧にガーゼで拭った。触りさえしなければ痛みは感じないようだが、腫れがなかなか引かない。何か方法はないのか…やはり伝説の薬草を手に入れるしかないのか。


「よし…今日はこのくらいにしておこう。大丈夫だ。もし痛くなったら、我慢しないでちゃんと言うんだぞ」


背中に刃が当てられる感覚から鋭い痛み。もっと痛い事も苦しい事があっても我慢してきたソルなのに、今日逃げ出そうとしたのは、マスターに甘えてしまっていたからだろう。懸命に痛みを我慢したソルは目を潤ませている。良く頑張ったな…と、優しく頭を撫でてやった。

このままでは強い守護になれない。涙は滲ませても、意地でも声は出すものか。大丈夫。私は龍でしょう?ソルは自分に言い聞かせる。やっと治療が終わった頃には、体が緊張してガチガチになっていた。


「ありがとう…ございました。でもぉ…グロス~。やっぱりコレすごく痛い!」


するり、とベッドから降りると、ペコッと頭を下げた。下げた頭を戻しグロスを見上げると、優しい眼差して髪を撫でてくれる。眼差しの優しさに我慢できず、グロスの胸に飛び込んで泣きついた。


「よく頑張った。…ソル、お前はよく頑張ったよ」


治療を受けたのは死にかけで抵抗ができなかった時と、酩酊状態で記憶も定かでない時。理性を総動員して暴れないように頑張ったのは初めてだった。飛びついて泣きじゃくるソルは、かなりの我慢をしていたに違いない。グロスはゆっくりと頭をなでながら、そっと抱きしめる。シャボンのいい香りがグロスの鼻をくすぐる。


「ソル…。もう、今日は寝よう。明日も早いんだ。船に乗るんだぞ。船に乗って…もっともっと、東の国へ行くんだ」


掛け布団をまくり、その中に自身とソルの体を滑り込ませた。ふんわりした暖かい布団が二人を包み込むと、心地よい眠りに吸い込まれていく。ソルの小さくて柔らかな体を抱きしめながら、


「なぁ…ソル?明日から…酒はほどほどにしような」


暴れずに済んでよかった。もし間違えてグロリアスを踏み潰したら…ダメだ、踏めないか。人間になったは良いけど、今の私はどのくらい戦えるのだろう…。龍の時はかなりいいスコア出してたと思うけど、この小さい体は樹をなぎ倒す事も岩を割る事も出来そうにない。そんな想像が、ソルの頭の中を駆け巡る。明日グロスにケンカでも仕掛けてみようか。そしたら自分の力がどれくらいか量れるかもしれない。むふふ…と意味深に笑う。


「船…乗るの?、昔に転覆させた事があるよ。追い掛けられたから。翼で風を起こしたら…コロンと横倒しになって。みんな泳いで逃げて。まさか船に乗る事があるとは、…思わなかったな」


ソルの声はだんだん眠りを帯びていく。気が付けば、いつの間にかグロスは眠ったようだ。ベッドの中でぎゅっと抱き着き、耳をグロスの胸に押し付ける。トクン…トクン…とグロスの鼓動が聞こえた。これを聞いていると安心する。今夜もゆっくり眠れそう。ソルはそっと瞼を閉じた。


 その頃、馬は前後の足を折畳み、繋がれた馬屋の中で眠っていた。一日中駆けた褒美にと、柔らかく美味しい牧草、そして冷たく綺麗な水を与えられて。ブルルッ…と鼻を鳴らした瞬間に一瞬瞼を開いたが、すぐに閉じて眠りにつく。昨日まで駆け回っていた生まれ故郷の牧場を夢見ながら。

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