終わりの始まり
毎話に存在しなかったする訳ではなく、また完全に残酷な表現がある訳ではありません。
が、念の為に警告しておくとすれば、戦闘シーンや挿し絵等で残酷な表現があるかもしれません。
表現も過激なものではなく、やんなりとオブラートに包み、(一応)どんな方にでも読んでいただけるようにしたいと思います。メインはあくまでもストーリーですので。
苦手な方は閲覧なさらない事を推奨いたします。
この世界に《夢》や《希望》も存在しなかった。
ましてや、《奇跡》なんて起こるはずがない。
そう、思っていた。
---狩るか、狩られるか。
---それは自ら選択せよ。
かつて、この国-カスティア-は何百年、何千年と対立していた。自らの私欲の為に戦う者、家族や仲間を守る為に戦う者、ただ戦いを好む者。この戦場では様々な思惑が混在する。そして、戦いは長期にわたり繰り広げられ、各支部は年を重ねる度に衰退の一途を辿った。
そんな長期対戦に突如終止符が打たれた。その終止符は北軍の禁断の錬金術により生み出された【神聖兵】である。彼らは自らの全てを糧とし、人を超越しうる力を手に入れた。まさに神が創りし傑作たる強さを誇り、次々と制圧し勝利を収めた。
こうして、分断されたものの、神聖兵の活躍により再び一つの国へと戻り、彼らは英雄として崇められた。
しかし、突如数年で変わってしまったのだ。
なぜなら、絶大なる力には必ず代償が伴った。
そう、その代償により彼らは突然に英雄から【破壊兵】へと変わってしまったのだった。過去の栄光などまるで一夜の儚き夢の様に消え去っていった。こうして、人々は彼らに抗うも長期に渡りこの終わり無き戦いを収めてきた強者には勝つことすらなく、少しずつもまた着実に衰退の一途をまた辿り始めた。
しかし、人々は再びこの国が戦火の舞台になる事を恐れ、絶望しながらも、破壊兵の討伐隊を作り上げた。
--これが今に始まる【SACRED CASA《神聖狩り》】の幕開けであった。




