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さがしもの

07/03ー大学ー

「聖菜、おはよ~。相変わらず大学に来るの早いね~。」

「おはよ~、暑い時間帯に来る意味の方がわかんないけどねー。」

「でた、聖菜流持論!」

「だってそうでしょ~?このクソ暑い時間に出るより、少し早い涼しい時間に出た方が疲れないし。」

「ひきこもりなのに、こういう時は早いよね~。」

「ひきこもりで体力がないからこそです~(笑)」

「てか、聖菜なんか今日、寝不足?」

「え、全然。そんなことないけど。なんで~」

「いや、疲れた顔ちょいとしてるぜ~」

「え、まじ?あーね、昨日ちょいと頭と体力使ったからかも~」

「お?聖菜が休みの日に頭と体力使うとは珍しい~(笑)」


07/02ー回想ー

せっかくの休日だったのに、父が送ってきた手紙の昔の友人とやらが気になって仕方がなかった。会わないときっと後悔するってなんだ。アニメを一気見してゴロゴロしたいのに、それが頭の片隅にあるせいでアニメに集中できない。仕方ない、一人で出るのは周囲のキラキラした環境に押し潰れそうだから姉を使うか。


「ちょっと~、末っ子は姉の使い方が荒くない~?」

「ごめんごめん、ひきこもりだから公共交通機関きつくて~」

そう、一時間かけさせてこちらに来てもらい、その後車を運転してもらう始末。一時間かけてきてくれた姉を気遣うどころか、好き勝手し放題の妹に付き合ってくれる姉はなかなかいない。良い姉を持ったものだ。

「で、先ずはどこで何を探そうとしてるの?」

「んー、とりあえず図書館とか行けばなんかわかるかな~なんて思ってんだけど…。」


皆様の今日が幸せな1日となりますように。

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