08.レイラは3歳になりました!!(前編)
16時半投稿ができて良かった(´・ω・`)
〜飾られたパーティ会場(ダンジョンの広場)〜
{{{{10…9…8…7…6…5…4…3…2…1…0!!}}}}
{{{{レイラ!誕生日おめでとう!!!}}}}
レイラは3歳になりました!!
{今日はパーティだからな!お菓子も好きなだけ食べていいぞ!}
お菓子食べ放題!たくさん食べるぞー!
{今日はレイラの日だからね、やりたいこと何でもやっていいよ!}
{ムシャムシャムシャ…ほんと!?ならレイラ、みんなで鬼ごっこしたい!}
※ここでの鬼ごっこは制限時間内に鬼が全員に触れる事ができるかの勝負です。
{鬼は2人として、誰がやる?}
{はーい!私が鬼!!}
{じゃあレイラとあと一人…}
{私がやるわよー!!}
{鬼はレイラとリリー。場所はこのパーティ会場、制限時間は10分でやろうか。}
{それじゃあみんな散らばって!30秒たったら開始!!}
制限時間は10分…!全員捕まえてやる!!
{ねぇねぇレイラちゃん、私いいこと思いついちゃった…!みんなに聞こえないように耳をかして…}
そう言ってリリーは耳元で思いついたことを言う。
{ゴニョゴニョ…}
{おもしろそう!やりたい!!}
{さっすがレイラちゃん!じゃあ初めのターゲットはあの憎きガイルにしましょ!}
{オッケー!}
私達が作戦を練り終わったところで、ちょうどアレンが鬼ごっこの開始を告げた。
{行くわよレイラちゃん!!『ウィンドバースト』!!}
そう言ってリリーは私を風で包んで高速でガイルに向かって射出した。
{どぅわぁ!!初手から風魔法で突撃してくるやつがあるか!?}
{お父さーーん!!!覚悟ー!!}
私はお父さんの少し右を通り過ぎて行った。
慌てて方向転換し、またもやガイル目掛けて突進する。
{それじゃあ私も行くわよー!!『ウィンドバースト』!}
リリーもガイル目掛けて突撃していく。
〜10分後〜
{お父さん!討ち取ったりー!!}
{いぇーい!}
結果としてはお母さん以外を捕まえることが出来た。
お母さんだけは2人で何度突撃しても全て躱されてしまった。
リリーと2人で喜んでいると、アレンが
{それじゃあ2回戦だね、鬼は…捕まった順だから、ガイルと僕だね。}
{{!?}}
慌ててアレンの方を見るとそこにはとてつもなく悪い顔をしているお父さんが居た。
お父さんと目が会った瞬間、お父さんの口角がニヤリと上がった。
瞬間、私の身体から血の気が引いた。
{{30…29…28…}}
お父さんとアレンがカウントダウンを始めた。
その瞬間私はリリーお姉ちゃんに手を引かれた。
{り、リリーお姉ちゃん!?}
{い、今すぐ逃げるわよ!!あのガイルに捕まったら死ぬわ!}
私とリリーお姉ちゃんは2人で会場の隅まで逃げた。
明日からテストで忙しくなるので3日ほどお休みさせて頂きます。
マジで赤点回避しないと死ぬ…