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18.冒険者を説得します!

課題が…多すぎて書く時間がねぇ!!

誰か助けt

「ぼ、冒険者を部屋に入れたのか!?」


「家族と思って開けたら冒険者だったし、流石にそこからどうぞお帰りくださいとは出来ないよ。」


「フーは大丈夫なのか?」


「フーはファイアバードのフリをしてもらってる。」


「それに、レイラは冒険者のことが…」


きっと、アレンお兄ちゃんは2年前にピクニックに出かけたときに、助けた人から貰ったペンダントを狙って冒険者が襲ってきて、冒険者を嫌っていた事を言っているのだろう。


「それは前の事でしょ、たしかに急に襲いかかって物を奪おうとしたり、森のモンスターを殺しまくって、種族ごと絶滅させかけてる冒険者は大嫌い。でも森のバランスを破壊する、特異な存在を倒すのも冒険者だもん。冒険者と言ってもたくさん居るし、一纏めには出来ないよ。」


「それに…」


「それに?」


「これはチャンスなの、冒険者としての知識、経験、技術を教わるためのね。だから私は彼らから教わりたい。あの人達と話してわかった、彼らは森を壊したりしないし、逆に森のバランスを守ってくれる珍しい冒険者だって。」


もう1人の私の記憶に居たのはおそらく冒険者、しかもかなり強い人達だろう。ならば同じ冒険者から教わるのが良いはずだ。


「なら1つ、聞かせてくれ。」


アレンお兄ちゃんの声のトーンが下がる。


「覚悟は有るのかい?嬲られ、犯され、虐められ、売られる。冒険者は来る者拒まず、犯罪者だって居るだろう。」


たしかにそういうのは怖いし関わりたくない、けどこうしないと強くなれないから。もう1人の私が見たあの冒険者達に勝つには今の自分が想像できないところまで強くならないといけないから。


「わかってる。でもやらないといけないの、いつか冒険者と相対する時がくるのだから、それまでに強くならなくちゃいけない。」


そう言ってアレンお兄ちゃんと見つめ合う。

10秒ほどたって、


「はぁ…子供はすぐ成長すると言うけれど、こんなにとは…わかった、認めよう。でもこれは家族みんなで話し合う事だ、途中で僕達が魔物とバレたらレイラが危険な目に遭うからね。だから冒険者達とも話がしたい、そのためにレイラが説得すること、それが僕が認める条件だ。」


「わかった。」


「それじゃあ僕はみんなを呼んでくるよ。広場に集合してね。」



ドアを閉じて冒険者達の所へ戻る。


「かなり長く話していたけれど、何かあったのか?」


「いえ、私の兄が久しぶりに顔を出しに来ただけです。」


「兄か…さきほどから気になっていたんだが、君はどうやってここに住んでいるんだい?」


「それを言う前に1つ、約束をしてください。」


「なんだい?」


「けっして今から言う事を他者に教えないこと。これを守ってくれるのなら話すことが出来ます。」


そう言うとリクさんとロイドさんが目で意思の疎通をし始めた。どうやってやるんだろ…後で教えてもらえるかな?


「わかった、秘密を守ろう。」


「ありがとうございます。まずどうやってここに住んでいるのかというと、単純にこのダンジョンの住民だからですね。」


「ダンジョンの…住民?」


「はい、ダンジョンには侵入者を倒すための迷路や罠、モンスターが居るのはわかりますね?」


「あぁ、ここでは大量のゴーレムが居たな。」


「ダンジョンには、それとは別にダンジョンに住む者が暮らすための場所があります。それがここです。」


「はじめに、皆さんは魔物とモンスターの違いについて知っていますか?」


「違い…か、魔法を使えるかどうかでしか判断していないな。」


「魔物とは知性を持つモンスターのことです。普通に会話し、巣を作り、生活する。ダンジョンも、魔力を使った巣の1種です。」


正確にはその地域のモンスターや魔物からでる魔力が集まって出来たのがダンジョンである。私の居るダンジョンは出来たのがかなり遅いらしく、みんな既に居場所を作っているから、モンスターは居ないらしい。


「ちょ、ちょっと待ってくれ。ダンジョンは魔物が作った巣?魔物には知性がある?情報量が多すぎる…」


一旦休憩することにした。


「あー!それ私が狙ってたクッキー!フーめ…覚えておきなさい…!」


フーとクロエさんはなにをしているんだろう…


「では本題へ…何故私がここに住んでいるのか、簡単に言えば私は魔物に育てられたからですね。」


「「は?」」


「私は赤ん坊の頃、ダンジョンに捨てられていたそうです。それをお父さんが拾い、家族みんなで育ててくれました。」


それを聞いてリクさんは腰の剣に手を当て、ロイドさんは杖を構えながら質問してくる。


「1つ、聞きたいことがある…君は人類にとっての敵か?」


「いいえ、別に人類を滅ぼそうとかは考えてませんよ。人類も魔物もモンスターも、全部が好きなだけですので。だからこそモンスターを絶滅寸前まで狩り尽くすようなタイプの冒険者の人は嫌いなんですけどね。」


「なにかそれを証明出来るようなものは…?」


なんかそういうものあったっけなぁ…?


あ、そういやあったわ


「これとかどうですか?2年前ロイヤルウルフの群れに襲われていた人を助けたときに貰った物なんですけど…かなり偉そうな身分の人でしたので、一点物とかなら証明になりますかね?」


そう言って蒼いペンダントをリクさんに渡す。


「こ、これは…!?ロイド、もしかして…」


「ま、間違いない…」


「このペンダントをくれた人の名前は?」


え〜っとねぇ、なんか長い名前の人でねぇ…るから始まるんだよ


ルイ…ルイカ…ルメナ…ルカ…ルイナ!!

ルイナ・メグ・シュタルク!思い出したわー!


「たしかルイナ・メグ・シュタルクとかいう名前の長い人でした。」


「これは本当なのか…!」


「このペンダントがなにかあったんですか?」


「あぁ、すまない。今返すよ。2年前、ルイナ第二王女が出かけた際にモンスターに襲われ、命の恩人にこのペンダントを贈ったとして、誰が持っているのかかなりの騒動になったんだ。」


そんなことが…ってあの人王女だったの!?偉い人とは思ってたけど…えぇ…


「君が人類と友好的であることを信じるよ。いろいろ疑ってすまなかった。」


「構いませんよ、魔物に育てられた人間なんてまず疑われますから。」


「それに、私からも1つ、お願いがあります。」


「なんだ?」


「私を弟子にして欲しいのです。」


「弟子と言っても君は調教師だろ?あいにくここには剣士と魔法使いが2人しかいない。」


「あ、調教師は嘘です。フー!おいで!」


{もうファイアバードのフリはしなくて良いからね。普通に人族言語も喋っていいよ。}


「フー、自己紹介して。」


「えーっと…不死鳥のフーです。よろしくお願いします…?」


「「も、モンスターが喋った…!?って不死鳥!?」」


アーティアのことは秘密にすることにした。そもそも実は4属性の適正がある人以外は使うことが出来ないらしい。まぁつい最近知ったんだけど…


〜30分後~


「なるほど…それで私達に弟子にして欲しいわけか…」


「にしても4属性か…羨ましいな。」


「別に良いんじゃない?レイラちゃん可愛いし、フーはもふもふだし。」


「そんな適当な…」


「弟子にするのは良いとしても、家族には話してあるのか?」


「さきほど来たアレン兄さんには納得してもらいました。」


「私の家族は父、母、おじいちゃん、姉さん、兄さんの5人で、今から兄さん以外を説得します。」


「ちなみに君の家族に血縁関係とかは…?」


「無いですね、種族も全員バラバラです。性格的にそう呼んでいるだけです。父は牛頭、母は馬頭、おじいちゃんは闇森人、兄は黒騎士、姉は…鳥人と淫魔のハーフです。」


「全員A-以上のモンスターじゃないか…しかも意思があるなら連携も魔法も使えるのか…」


「説得って具体的にはどうするんだい?」


「兄さんが家族みんなを広場に集めてくれたので、今から皆さんと一緒に説得に行きます。」


「まあ、たしかに冒険者の弟子になる!って言われたらその冒険者がどんなやつか気になるのはしょうがないね…」


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