第1話 ~遭遇~
一回間違えて消してしまいました。結構ショックです。
こんにちは、月城空です。いきなりですがピンチです。
目の前には体長1メートルを超える狼がいます。
森から出ようと歩いていると、横の茂みから現れました。
こちらをめちゃくちゃ睨んでいます。ピンチです。重要なことなので2回言いました。
俺に与えられた選択肢は
1.逃げる
2.一応戦ってみる
3.おとなしくやられる
4.マジ逃げる
5.話し合う
(よしまずは状況を見てみよう。3と5はまず嫌だな。武器なりそうなものも持ってないから
2は無理っぽいし、、、よし1か4にしよう。ってことで)
俺は狼に背を向けると全力で走り出した。
数分後、後ろから狼が追ってこないのを確認すると俺はその場に座り込んだ。
幸いアイツの足は遅く追いつかれなかったが、とても疲れた。
いくら運動が得意でも疲れるものは疲れるのである。
「ふぅ」
俺は一息つくと背負っていたかばんからペットボトルを取り出し一気に飲み干した。
何もないよりはと、かばんを持ったまま歩いていたのは正解だったらしい。
ちなみにかばんの中身は
ペットボトル(たったいま空になった) カ〇リーメイト(チョコレート味)
携帯電話 ペン数本 財布(3275円) 真っ白な本 である。
(まてよ、俺本なんか持ってたか?)
気になった俺は本を手にとって見るが、表紙には何も書かれていない。
(、、、っ! まさかこれは魔法のほn『はいどうも~ 突然ですが神です。
説明し忘れてたけどその本はこの世界の基礎知識大全集ってとこだから、
特別な力とかは使えないんだよね、うん。でも言葉は通じるようにしたから安心していいよ。』
「おいコラ、人の思考に横入りすr『ふぅ、危うく完全に忘れるところだったよ~。
僕が思い出してよかったね、キミ。っていうことで今度こそじゃあね~♪』
(クソッ、アイツめ。次こそは勝ってやる)
変な誓いをする俺であった。
数時間後、今度は何かに出会わないように注意しながら歩いていると遠くのほうから
馬の嘶きのような音が聞こえてきた。森の出口は近いと判断した俺はテンションが
上がり先を急いだ。
しばらくすると、目の前に1本の道が見えてきた。道に出た俺が左右を見渡すと
左のほうから馬に乗った1人の男が歩いてくるのが見えた。むこうも俺に気づいたらしく
馬を近付けてきた。
「おい坊主、こんなところで何やってんだ?仲間も居ねえみたいだし、武器の類も
もってねえようだし。」
(ここで下手に異世界やら神やら話すのはよくないな。ならば)
「えーっと、実は道に迷ってしまって途方にくれているんです。すみませんが
ここがどこで、近い町へはどのくらいかかるか教えてくれませんか?」
「なんだそうなのか、だったら隣の町まで連れてってやるよ。」
「ありがとうございます。でもいいんですか?」
「気にすんな、ちょうど話し相手がほしかったとこだからな。」
こうして俺は、近くの町まで連れてってもらうことになった。
思ったよりも話が進みません、、、。
次話はこの世界についての説明を書きたいと思っています。(話は進みません)