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ボリビアの父母ヶ浜

 ●  ●ボリビアの父母ヶ浜(2019/07/29投稿)●  ●


 帰宅練習で実家に帰ったのは、退院の20日前の5月10日でした。


 行くだけなら3月27日にも戻ってはいます、今回はお泊りしました。


 実家でのんびり過ごすのは、高校生の時以来約30年振りです。


 建物は古くなっていますし改装もされています。


 まあ少しずつ慣れるしかありません。




 自分は家の生活よりも「ネット環境」の方が心配でした。


 後「自分がパソコンが使える」かも。


 脳梗塞や脳出血の人に、まれに良く出る症状に「機械の操作方法を忘れる」事が有ると言われました。


 入院の最初にスマホを使いこなせ無かった事で、自分もこれじゃないかと心配してました。


 STのリハビリで「電話の受け答え」「切符の買い方」を出来るのかをこの頃やりました。

 

 特に問題はありませんでした。


 これは「退院後の就職で必要な試験」だったみたいです。


 良く考えたら、電子レンジとやエレベータや電卓なんかも普通に使えてましたし、特に使い方を忘れてるって感じはありませんでした。


 家に帰る前にPCを使えるかも試したんですが、問題ありませんでした。


 自分の場合は右手麻痺があるんで、全ての操作が左手だけになる事は大変ですけどね。


 右手でマウスが使えれば有難いんですが、そこまで回復するのは無理でしょう。


 出来ればシフトキーを固定して押せる位、回復して欲しいです。




 取り敢えず、家のネット環境は問題ありませんでした。


 名古屋時代はPCは自作してましたが、今の自分には絶対無理です。


 妹にケー〇デンキで新しいのを購入して貰いました。


 設定とかも妹の友人(同僚?)にやって貰いました。自分がしたのは、HDDの設置だけです。


 パスワード関係は全部覚えていたんで、問題ありませんでした。


 父から「TVはいらんのか?」と言われました。PCがあれば必要がありません。


 何回がそう言っていたんですが、理解出来ないみたいで逆切れされました。


 必要は感じませんでしたが、TVも買って貰いました。







 自分の実家がある町は香川県三豊市仁尾町と言う町です。


 日本のウユニ塩湖こと「父母ヶ浜」という浜が、インスタ映えする浜辺だと有名になっています。


 香川の観光地と言えばずっと「金比羅山」一強でしたが、最近は「父母ヶ浜」と2トップらしいです。


 この町には「瀬戸〇花嫁」「結城友奈〇勇者である」に出て来た、サンビーチと言う聖地もあります。


 去年からは閉鎖されているみたいですが……。




 父母ヶ浜 | 三豊市観光交流局


 http://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/




 同じ市内には、ニューヨークタイムズ電子版「2019年に行くべき52ヶ所」で紹介された「紫雲出山」があります。


 https://www.nytimes.com/interactive/2019/travel/places-to-visit.html




 隣にある観音寺市は、上に書いた「結城友奈〇勇者である」の舞台です。


 そう言えば「結城〇奈」の放送時の約5年前は、まだ秩父ヶ浜は有名じゃ無いので出て来ません。


 https://www.youtube.com/watch?v=jHp0zIsukYo




 観音寺市には、こんなものもあります。


 銭形砂絵 「寛永通宝」 - 観音寺市ホームページ


 https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/333.html




 自分が住んでた頃は、この辺りは何もないド田舎で、観光客が来るようになる町になるとは思っていませんでした。


 父母ヶ浜なんて潮干狩りの場としか思っていませんでした(マテ貝が良く取れました)。


 自分と同じ世代の人間は、ほぼ自分と同じ事を考えていたと思います。


 まだバブルが弾けていない頃の時代です。進学や就職で町から去りました。


 おかげで過疎化が進んでいます。


 当時の中心地だった辺りに行きましたが、町に活気がありません。


 これは子供が少ないからでしょう。今は1学年30人位しかいないらしい。


 自分が子供の頃も多いとは言いませんが、それでも1学年100人はいました。


 年寄りばかりで子供がいない、更に仕事が無い……。そりゃ活気がある筈ありませんわ。




 しかも、この辺りの人間は基本排他的です。


 最悪です。


 自分の親は、食事中基本他人の悪口しか言っていません。


 一緒に食事を取っていますが、近所の人とか妹とかの悪口をずっと言ってます。


 多分自分が居ない時には、自分の悪口を言ってるんでしょうね。


 妹も父母と同じ血を継いでいます。


 妹は、この家では自分だけはまともだって言っていますけど、普通に染まってます。


 自分もここに住み続けていくうちに同じ様になると思います。



 

 父母ヶ浜は綺麗な事は事実です。


 移住する人が増えてくれたら、自分たち障害者には福祉が充実するんでありがたいんですけど、正直おススメ出来ません。


 たまに遊びに来るのは、ここはいい場所だと思います。

 

 この町でいいのは日当たり位です。




 自分はこの町で尽きて行きます。


 この町で、周りの人を反面教師にして死んでいきます。







 ◇◇◇◆◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◆◇◇◇  


 【全話修正する部分】 

 

 ・細かい文章の修正。


 ・会話文以外の行頭は一字下げた。


 ・草(w)を刈った。


 ・文章と文章の感覚を最低一行開けた。






 【修正と追記した部分】


 前話の「ダンゴムシ先輩」と同じく、画像を「~おかわり」には貼ってません。




 これを書いた当時は、辛くともここで生きて行きます! 


 そんな感じで文章を〆てます。


 退院して半年近く経って、やっぱりホントに辛くなってます。


 諦めて行かないとしゃーないんですけどね。


 せめて姪っ子甥っ子は、この地獄のループから抜け出して欲しいと思ってます。




 妹様の検閲で大量に削除しました。

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