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てんかんになろう!①

 ●  ●てんかんになろう!①(2019/07/11投稿)●  ●


 初めは3月12日でした。


 昼食を食べて、次のPTのリハビリに行こうと準備をしていたら、妹と姪っ子甥っ子(高2の双子)が来ました。


 父母か妹のどちらかが、1日1回来てくれていたんでいました。


 姪っ子甥っ子が来るのは珍しいです。


 多分、自分が実家に帰った後の関係構築の為、お互い少しずつ慣らして行こうと、妹が考えて連れて来ていたんだと思います。


 お互い気を使いながら会話をしている関係でした。




 姪っ子甥っ子にしてみたら


 ・一度も会った事の無い伯父と、暮らす事になった


 ・しかもそのおっさんは、脳梗塞で入院して障害者になっている


 どう対処したら分からんわ、と自分も思います。


 自分が2人の立場だったら、こんな人多分無視します。


 そう考えると、姪っ子甥っ子の方が自分より大人ですね。


 立派に育ってくれてうれしいです。


 自分は何もしてませんが。


 お年玉もあげた事ありませんし。


 2人には、自分を反面教師として健康に暮らしてもらいたいです。




 少し話が逸れました。


 リハビリ開始時間までまだ時間がありましたが、自主トレはしてOKでした。


 自主トレと言っても、まだ歩いたりは出来ません。


 椅子に座ってつま先でボールを転がすとか、足の指で「おじゃみ」を掴んだりする位しか出来ません。


 その日はボール転がしをやろうと準備をしていました。




 前触れもなく、急に右後方を見ようと首が回りました。


 目がずっと後ろを見ようとして、顔が前を見れない状態になってしまいました。


 妹が「兄ちゃん何をしているんだ」と言った覚えがあります。


 それに「何かおかしい」と答えた覚えがあります。


 麻痺があるので、後から考えるとありえないのですか、全身でタコ踊りを踊っている感じになっていました。


 そこで自分の記憶が無くなりました。




 目が覚めたら、部屋のベットの上でした。


 自主トレを始めた時間から、6時間位経っていました。


 意味が分かりませんでした。


 看護師さんが、先生を連れて来ました。


 自分の身に何が起こったか、先生が説明をしてくれました。


「てんかん」の発作が起こったらしいです。


「てんかん」は脳出血が収まりかけた時、脳の腫れがひいて来ている時に、起こるらしいです。


 脳梗塞が治って来ている時に、てんかん発作が出る人は、稀によくあるみたいです。




 そう言われても生まれて初めての失神です。


 何か体に悪い影響があるんじゃ無いか?


 そう不安になりました。


 今回はラッキーが重なったみたいです。


 ・発作中横に家族やリハビリの先生がいたんで、直ぐに対応できた


 ・失神した時に、椅子に座っていたんで転倒しなかった


 最悪、発作中に頭を打ったり、麻痺側に転んでしまい骨折をする可能性もあったと言われました。


 てんかんの薬も、病院内だからすぐ点滴出来たから、体にそんなに影響が無いと思うと言われました。




 一応、次の日はリハビリを休みました。


 ひょっとしたら発作の影響で、ひざが安定しなくなるとかが、あったりする事がある。


 そう脅されていたんで、特に影響が無く心配しました。


 これにより、てんかんの薬「イーケプラ」を朝晩1錠ずつが増えました。


 しかし、発作には正直ビビりました。




 言っちゃダメみたいですけど、てんかんになる人は車の運転しちゃダメだと思います。


 薬飲んでいたらOKになっているらしいですけど、発作を経験した人間から言わせてもらうと、はっきり言って無茶です。


 失神中は対応しようがありません。


 麻痺がある人も運転出来る福祉車両があります。


 その車の運転をする為のリハビリも、退院までにやる予定でしたが、てんかん発作があって断りました。


 完全に心が折れたのは、4月21日に2回目の発作があった事です。


 薬を飲んでる状態で、てんかんが再発をするとは思っていませんでした。




 この時期、ちょうど上級国民の交通事故が話題になっていました、この事もあったんで運転に諦めがつきました。


 あっちはアルツハイマーみたいですが。


 2回目の発作の時も自主トレ中でした。


 今度はベットで寝た状態で痙攣が起きて、前の時と同じく転倒とかはありませんでした。


 今回もやっぱり脳内でタコ踊りを踊っていました。


 2回目の発作では失神をしませんでした。


 入院中だったから処置が速かったからだと思います。


 2回目の発作により、イーケプラを朝晩2錠ずつ飲む事になりました。


 多分てんかんの薬は、一生飲み続ける事になると思います。




 予定ではここまででまとめるつもりでした。


 入院中は発作のこの2回だけだったんで。


 薬も増えたし、これでもう大丈夫だろうなと思っていました。


 甘かったです。




 退院後の7月5日の夕食前、家で初の発作が起こりました。


 前2回と同じく、後ろを見始めました。


 それでてんかん発作だと分かりました。


 今回も発作の時に家族がいて、転倒とかしなくて済みました。


 ベットに運んで貰って、ちょうど薬を飲む時間だったので薬を飲んで、それで発作がおさまると思っていました。


 ベッドの上で2回目の発作が起こりました。


 1日複数回の発作は初めてです。


 発作1回目は後ろを見ただけで収まりましたが、2回目は脳内でタコ踊りを踊り出しました。


 救急車を呼んで呼び、入院する事になりました。


 救急車内でも発作がありました。


 数日、頭と右腕に違和感が残りました。


 右膝に影響が出ました。


 4日間入院して退院しました。


 今回の発作で、フィコンパという薬が増えました。


 イーケプラの数はそのままです。


 脳梗塞の薬はどんどん減ってるのに、てんかんの薬は増え続けています。


 脳梗塞になっても、てんかんにならない人もいるらしいです。


 自分は運動野の近くに出血があったので、そのせいでおかしくなっているんじゃないかと言われました。


 良く分かりませんが。







 ●  ●  ●  ●  ●  ●  


 【全話修正する部分】 

 

 ・細かい文章の修正。


 ・会話文以外の行頭は一字下げた。


 ・草(w)を刈った。


 ・文章と文章の感覚を最低一行開けた。






 【修正と追記した部分】


 タイトルに①を追加しました。




 これを書いた時は、これで発作が収まるはず。


 そう思って書きました。


 これを書いた時は「この頃てんかんの発作は辛かったよね~」ってまとめるつもりで書いてます。


 当時よりも今の方(12月23日)が、精神的なダメージ受けてます。


 今一番困ってる事は、脳梗塞になった事より、心臓手術した事より、「てんかん発作」が原因の事が多いです。


 ここでは発作3回目で絶望感感じていましたが、ここからが地獄の本番です。


 むしろ退院してから発作の回数が増えています。


 後でも書きますけど、てんかん発作が収まってくれないと何も出来ません。




 てんかんが続くと鬱になる人がいるって、聞いた事があります。


 自分が鬱になっているかどうかは分かりませんが、そう言われる気持ちは分かります。


 薬の影響かてんかんの影響か分かりませんが、退院した頃と比べると無気力にはなってます。


 無理矢理やらされると「普通に出来んもん!しゃーないやろ」そう言いたくなります。


 そう言っても、大抵無視されるんですよね、だから自分は色々言うのは止めました。


 言っても相手の都合のいい解釈しかされませんもん。言うだけ無駄です。


 自分の口が回らないという理由もありますけど。


 まともな会話の成立しない相手と言い合うのは、今の自分の脳では無理って言う理由の方が大きいです。




 障害者になると、意見は基本無視されます。


 自分で出来ない事が多いから、多少は無視されても仕方がないとも思います。


 無視だけならまだマシです。


 相手の都合のいい通りにやらないと、ボロカス言われたりされたりします。


 理不尽です。


 自分はこれを進行形で経験しています。


 これが続くと「てんかん関係なく鬱になるわ」そう思いました。


 今後は自分の手の届く範囲で、クオリティ・オブ・ライフとクオリティ・オブ・デスを高めていくように考えています。


 障害者人生は長く続くんですから、こんな事で負けれません!





 妹様の指示で色々削除しました。


 ご了承ください。

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