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冷たい目線
全裸女神とおやじ
「…Hεжжp」
女神が話しかけてくれているがー、なんと言ってるか分からん。
「えー、ワカリマセン」
手振りに表情と言葉を使って、雰囲気で分からないを感じてもらえるか試みる。
女神は「あーハイハイそいう事ね」見たいな頷き方をしてから「…こんにちは」と、面倒くさそうに挨拶をしてくれた。
私は挨拶をして貰った事に驚き「え?」と返したら…。
「なに…あなたは挨拶も出来ないの?」
「あ、いえ、こ、こんにちは…」
「挨拶は基本でしょ…、でもまあ、出来たから良い子ね」
女神が冷た目線から母性溢れる表情に変わる。
「私の名前はリウ・タ・ルー・ル・トメ・エテル、ルーと呼んで、あなたの名前は?」
「麓山 慈朗です」
「ふふふ」
女神がものすごく良い事知った見たいな顔をする。
「あのー、何かー?」
「チロちゃんね。よろしく♡」
え?と思った瞬間、知らない部屋で目が覚めた。
ユメは見れたかよ?