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帰路
第三者です。
太陽が布団にjumping Diveしてから数時間、静まり切った職場でやっとの思いであろう就労が終わり。
「ちかれたあー」と、最後に残った者が背伸びしながら言葉を発してから…そのまま少しボーっとし、ため息をつき机周りを整頓し、鞄をつかんで疲れた足取りで扉に向かい。
扉の側にある四角い箱の[ー]にカードを入れると…。
ビー、…ガチャ、ビー。
「今日も優秀だねー」と機械に話しかけて、またため息をついて扉の向こう側へと消えていく。
あの男を私の…にしよう。
何にする気だ…。