10/11
Relieve
痛みを和らげる。
…。
……。
………。
「…、」
痛みを耐えているうちに寝ていたのだろう。
「大丈夫?チロちゃん?」
チロちゃん?私の名前?かな?声をする方向に顔を向ける。
「ふふふ、そうよ〜あなたの名前はチロ、リウ・タ・ルー・トメ・エラル・ルー・チロ私のカワイイカワイイ娘よ♡」
ベッドの横で目線を合わせる様に座り、慈愛に満ち溢れる笑顔で私を見ていている。
「お母さん?」
自然とそう思えた。
「そうよ〜、私はあなたのお母さんですよ〜」
「お母さん…お腹すいた…」
「ふふふ、何が食べたい?思い浮かべてごらん」
食べたいものは…。
「天麩羅…」
あと、お母さんの愛情が欲しいと思った。
蓮根のTêmporas食べたい…。




