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どうくつ

作者: Kusso
掲載日:2026/06/08

目を開けると、そこは何だ?朝日が差し込むはずだろ?何も見えないし、なぜかジメジメする。そして、岩?...!?水滴まで落ちてきた。何だと言うのだ、なぜ、今、私はどうくつの中にいるのだ。

待っていても仕方がないので、どちらが出口かは全く分からないが、とりあえず歩くことにした。何だか、歩く足取りが重い。まるでどこか間違えていて、誰かから引っ張られているようだ。

歩いていくと、光るコケを見つけた。コケの光は微弱なものであったが、この闇の中では太陽のような温かみさえ感じると同時に、その光が確かにどうくつの中に私とコケとの二人だけであると、私を説得しているようだった。「コケと二人wコケは人じゃないやろw」と一人で笑っていた。気が動転しているのもこれまた確かだ。コケには申し訳ないが剥ぎ取って手に持ち、私の旅の伴侶となってもらうことにした。

どうにも進みにくいので後ろを照らすと、私の背に四本の紐が繋がっており、私を引っ張っていた。どうりで重いわけだ。何の紐かは分からないが、邪魔なので岩で擦り切ってやった。これで楽だ。さぁ、二人でハネムーンを楽しもう。あまりリゾートには見えないが。

進んでいくと、冷たい金属にぶつかった。シートがあり、棒?レバーか。プロペラが付いている。あぁ、飛行機か。納得した。何でここにあるのかは知らない。コケも知らないと言っている。ボタンがあるので押してみると、何とライトが光った。その光はコケよりもはるかに強く、どうくつの中に光は一つだけになってしまった。このライトを剥ぎ取ると、光は止んでまた、微弱な朝日が差し込んだ。やはり、太陽は一つで、偽物など私には要らないと強く感じた。

進んでいくが何もない、寂しささえ洞窟の水滴に溶け込んで降ってくるように沈んだ気持ちで、暗い闇の中をひたすらに歩く、いや私にはコケがいる。コケだけが私にはいる。このコケが衰え、光らなくなるまでずっと一緒にいようと天に誓った。いや、暗闇のどうくつ中に天などない。光るものはただ一つ、コケだけだ。

初めて小説を書いてみました。読み切った本の数は両手で数えれるほど本は読みませんゆえ、クソの語彙力でどのくらい描けるか挑戦するのは、よくある表現ですがまっ白いキャンバスに一つ目の線を描くようで、どのような絵にするのか、何の色を使うのかというように緊張と期待でいっぱいで楽しいものでした。

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