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第51話 最強への道 その1

 1人で走り抜ける。ビキニアーマーは走りながら服の上だけど装着する。すれ違う人がギョッとしてこちらを見るが気にはしない。


 エルフとすれ違う。


「ジョイっち……とうとうオープンにしたんだね……」


 何事か呟いていたが叫ばれなかっただけいいだろう。


 街を出て、走り続ける。不思議と息も切れない。いや、心拍数は上がり全身に疲労も積み重なっているだろう。けど今は止まらないだけだ。森に入っても走るが、それは静かに慎重さを備えたものだ。教えを無駄にはしない。




 前方に猪を見つける。向こうもこちらに気づき、躊躇う事なく突っ込んでくる。


 突進を慌てて避けると、猪は素早く向き直りまた突っ込んでくる。そんな機敏な動きが出来るのかと驚きながらその突進を受け止める。


「ぐはぁっ!」


 思いっきり腹に刺さった猪を掴んで踏み留まる。膝蹴りをお見舞いし、左手で殴る。地団駄を踏む猪に前蹴りを放つが躱され距離が開く。


 再び突進。腹に刺さるがみっともない声は上げず、腹に回した手で持ち上げて頭から地面に落とし叩きつける!




 地面に刺さった猪はコミカルにピクピクとしていたが、しばらくして動かなくなった。


 持ち帰るために立ち上がると、俺を見る視線! すかさず筋肉をアピールするがその視線は野鼠のものであった。むき。


 がっかりしたが、見れば野鼠は俺に向かって突進してきた。またしても腹にぶつかるが流石に効かない。


 軽く捻って何となく地面に突き刺す。


 その背中に軽い衝撃。振り返ると野うさぎがこれまた突進して来たらしく、わざわざ硬いアーマー部分を齧っている。


 地面に突き刺す。地面に生えた下半身が3頭。大中小と並んでいてオブジェのようだ。この筋肉も添えれば更に芸術度は高まるだろう。


 ムキィッとポージングしているとその腹に雄鹿の頭が突き刺さる。ツノはかろうじて両脇のしたを通り、頭突きの形だ。


 今度こそはさすがに肝が冷えた。また増えたオブジェを見て考える。なぜこんなに敵視されるのか。最初の猪が実はこの辺の動物のアイドルだったとかか……? よく見ればメスのようだし。


 そこに草をかき分け新たな挑戦者が現れる。黒い体毛に他と比較出来ない巨体。盛り上がった筋肉は野生のそれで、俺のような一般人などは見つけたら逃げろと言われる、熊だ。


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