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嫌です。無理です。さようなら ~聖女と呼ばれたけど関わりたくないのです。~  作者: こま
仕方がないからあたしがやる! でも勇者お前は許さない!
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99勇者の仲間アマンダ視点4

「くっそ! キリがねえ」

「あなたが諦めないでくださいまし!」


 前衛であるセルジオが諦めてしまってはあたくしたち全員がやられてしまうじゃありませんの!


 そんなのあたくしごめんこうむりますわ! 絶対に生きて戻ってお父様と勇者のことをひっぱたいてやると決めているのですから! それからあの聖女百発どころか千でも二千でもひっぱたいてやりたいですわ!


 あたくしたちにこんな余計な目に合わせてくれやがりまして!


 襲い掛かってくる魔獣の群れをモンスパルとカナリアの方に行かないようにとあれこれ手を尽くしていますと魔力の方が心配になって来てしまいましたわ。


「うおぉぉぉりゃ!」

「キャーーー!」

「えっ?!」


 何ですの?! びっくりして魔法が途切れてしまいそうになってしまいましたが、何とか発動だけして叫び声? のした方を見ていますとノヴァと聖女が魔獣の群れの中から飛び込んで来ましたわ。


「あなたたち何をしていますの!」

「キャーーー!」

「うおぉぉぉりゃ!」


 この二人完全にあたくしの話を聞いて居ませんわ。


「ちょっと離れますわよ」


 モンスパルに声を掛けて二人の元へ向かい二人をひっぱたいてやりました。


「いっ!」

「うひゃ!」

「……正気になりましたか?」

「え、あ、はい……」

「すまん」

「分かればよろしいんですの。詳しく話を聞きたいけれど、話は後にいたしましょう。今は魔獣を倒すのが先決ですわ」


 あの魔獣たちを仕留めないとカナリアを安全な場所に運べませんもの。


 聖女はモンスパルのところへ行ってなさいと追い払う。


 性格はあれですけど異能の方は凄いのですものモンスパルとカナリアの二人を守ってもらうくらいは聖女にも出来るはずですもの。


「まだ戦えまして?」


 肩で息をしているノヴァに声を掛ける。


「まだやれる」

「分かりましたわ。それではあたくしが後ろから支援いたしますので存分に戦ってくださいまし」

「お、う」


 戦力が増えた。たった一人ですけれど、それでも先ほどと比べましたら全然違いますわ。


 後ろからあたたかな光りが溢れてモンスパルたちを囲うように木が生えて行きます。これなら大丈夫そうですわね。


「全部片付けますわよ!」

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