閑話 三国演義wiki ~在野から現れた劉備! 益州を制す!~
蜀で大事件が起こった。以前、劉璋との交渉で「劉備玉璽検定試験」の受験資格を得たイェリエル・乃愛がその事件を起こした張本人だ。
事件当日。三学はお祭りムードだった。在野生徒の玉璽検定試験への挑戦は、三学全体で生中継された。呉のtoto倍率は1:200。何人かが大どんでん返しを狙ってイェリエルの勝利に賭けた。
試験開始5分前までイェリエル・乃愛は試験会場に入室しなかった。中継サイトでは「やっぱり在野。逃げたか」、「ござ一派の隊長も大したことないな」、「俺のtoto!」等々、様々な反応が見られた。だがこのような反応は、試験開始数秒前にイェリエル・乃愛が試験会場に現れると消え去った。
「玉璽検定試験」の今回の試験内容は、玉璽が劉備の記憶に基づいて設けた関門を全て通過すること。
イェリエルは「武芸」、「学問」、「仁義」の関門を全て突破し、堂々と劉備検定試験に合格した。
これを受け、学校側はイェリエルの蜀復帰を認め、同時に彼女は蜀の新しい君主劉備となった。この一連の事件を見て「劉璋の益州を占領し蜀を建国した歴史そのもの」と評価する者もいる。
蜀所属君主イェリエル・乃愛
劉備[六星]の玉璽代理人
統率:85 武力:70 智力:90 政治:94 魅力:100++
劉備の能力を受け継いたイェリエルのステータスは劉璋以上に秀でている。とりわけ魅力はオーバーマーク[+]が二つもついている。文献で、人を虜にする魅力があふれていると記された劉備そのものだ。
イェリエル・ノアには純粋なイギリス人の血が混じっている。彼女の優れた能力は1年生の頃、蜀にいた時から頭角を現した。ただ、どんな理由からか、彼女はクラス行事にはほとんど参加しなかった。このため、相対的に能力の低かった磨稟が時期頭領として台頭することになる。
彼女が騒ぎを起こして在野に行った後は、ござ一派の行動隊長として活躍した。そんな彼女が、君主劉備となって蜀に帰ってきたのだ。
今まで魏や呉に押されっぱなしの蜀だったが、これを機にどのように変わるかわからない。
呉のwiki本部突撃記者の私、呂蒙は今後も彼女の動向を見守りたいと思う。




