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後編

 それから二週間ほど経った頃。

 私は昼休憩中、ファビアンと食事をとっていた。今日は持参した弁当を食べていたところだ。

 サロン開催日以外は私たちがこの場所で食事を摂っている事は、暗黙の了解とされている。と言っても、私たちが弁当を食べているカゼボは通路から遠い場所にあり、普通に話しながら歩いても聞こえる事はないのだが……。


「ちょっとお待ちくださいまし!」


 廊下に響き渡る声。聞き覚えのある声の方向へ私が視線を向けると、そこにいたのはフィロメナであった。彼女の長く美しい真っ直ぐな髪は三つ編みに結んでいた。それだけではなく、普段のような美しさを際立たせる化粧ではなく、最低限だけ施された化粧に、彼女であれば選ばないであろう茶系の服。その上、伊達メガネもかけている。


 以前からマテイセン侯爵令息に言われた事を忠実に再現したのだろう。


 実は私もファビアンと婚約した際、「化粧は最低限で」「あまり目立たないように」と言われた事がある。一度言われた通りの姿で――今のフィロメナと同じような格好だが――公爵家へと行った事があった。その時になんと言われたかは今でも覚えている。


「わ〜! やっぱり可愛いね!」


 そう言ってファビアンは抱きついてきたのである。

 男性の中には、可愛い姿を自分だけに……という理由で地味な格好をさせる者がいる。その格好を指示しておいた事を忘れ、「地味」だの宣う者がいるというではないか。最初はファビアンもその類かと思っていたけれど……そうではなかった事が判明した。

 その後毎回服装を地味にして彼と会っていたけれど、彼はいつも「かわいい!」と言って嬉しそうに笑っていた。

 

 それはファビアンのお母様とお会いするまで続いた。何度目だったのか覚え最初地味な格好をしてきた私を見て、「貴女はどなた?!」と叫ばれたくらい。

 眼鏡を外せば私と分かってくれたらしく……事情を話すと、お母様は目を回されたのだ。その時は勿論大騒ぎになって……流石に困惑した私がファビアンに「これも良いけど、お洒落はしたいわ。だって、ファビアンに可愛い私を見てもらいたいもの」と言ったのだ。その言葉が彼は嬉しかったらしい。その後から「地味な格好にして」と言われる事は少なくなった。

 だけどたまにお願いされるのよね。


 さて、侯爵令息はどのような態度にでるのだろうか。


 フィロメナはこの二週間、一度もサロンに訪れる事はなかった……もちろんこれは、私の助言通り。私の助言は「相手の言う通りにしてみたら良い」である。サロンに通っている生徒であれば、大体の事情は理解している。後はそれとなく、私たちが裏で匂わせておけば、彼女の行動が奇行になる事はない。


 私が助言した翌日、彼女は侯爵令息に告げたそうだ。「これからは貴方の助言を受け入れるわ」と。

 その時の彼の笑顔は花が開いたような笑みだったらしい。


 フィロメナは一週間かけて、徐々に助言を取り入れていった。初日は髪の毛を三つ編みに縛っていき、次の日は三つ編みに加えて眼鏡をかけて……そして今は彼の言葉を全て取り入れた状態であるらしい。

 ファビアンと侯爵令息は同じ学級なので、よく情報が入ってくる。最初は昼休みだけだったのだが、今週からフィロメナは休み時間ごとに婚約者へ会いに教室を訪れているという。どんな時でも顔を出しているフィロメナに同情する視線を送る女性の先輩もいるとかいないとか。


 そんな健気な努力をしている彼女に、侯爵令息はどんな態度かと言えば――。


「フィロメナ!」

「バル様!」


 彼女は侯爵令息に名前を呼ばれて、とても嬉しそうだ。そう言えば彼の名前はバルドメロだと今更思い出す。彼はチラリとこちらを見るが、私たちは彼の視線に気がついていない振りをする。まあ……聞き耳は立てているけれど、それくらいは良いだろう。


「今日は何故このような場所に? お探ししたではありませんか――」


 心配そうな彼女を他所に、侯爵令息は彼女に振り向いて眉間に皺を寄せる。

 そして、フィロメナの言葉を遮り、睨みつけて言い放った。

 

「お前は何故休み時間ごとに俺のところへ来るんだ――」

「そうお前が言ったからだろ」


 私は聞こえた言葉に目を丸くする。勿論、聞こえた言葉はフィロメナが言ったものではなく、目の前のファビアンによるものだ。


「ファビアン」


 そう一言告げれば、彼は舌をぺろっと出しす。まるでイタズラがバレた子どものようだ。ここから距離も遠いので、侯爵令息に聞こえていないと思うが、ファビアンの声が聞こえていたら、彼がどう反応しただろうか。

 もしあの言葉をフィロメナが言っていたら、面白かったに違いないけれど……流石に言えないわね。


 そんな事を考えていると、ファビアンは私以外に見えないよう、フィロメナたちの方向を指差した。どうやら話が続いているらしい。


「毎回来て欲しいと、そう仰っていたではありませんか。ですから私は――」

「だからと言って、これはやりすぎだ!」


 侯爵令息の怒鳴り声が辺りに響く。いくら人の通らないガゼボであっても、こんなに大声を上げてしまえば、気づかれてしまうじゃない。……ほら、声を聞きつけて扉から何人か顔を覗かせている。

 あら、一人は噂大好きで有名な御令嬢よ。あの方も私のサロンに参加するので、フィロメナの事情は知っている。きっとあの話を聞いたら、嬉々として噂を流すのではないかしら?

 

 面白い事になりそうね、と心の中ではしたなくもワクワクしていると、目の前でファビアンが「彼自身が望んだ事なのにねぇ」と眉間に皺を寄せて言っている。彼は自分で言った事を変えたり、覆す人が嫌いなのよね。ファビアンの調査で侯爵令息が彼女にそう伝えていた、と言う事実は判明しているもの。


「そんな……! バル様がそう仰っていたので、今週からシルフィア様のサロンもお休みさせていただいているんですよ? 皆様、『婚約者様が言うなら』と……ですから――」

「セルヴィッジ侯爵令嬢のサロンもか?!」


 彼はこちらを一瞥した後、さも驚いたかのように声を上げる。まるで今初めて聞いたと言わんばかりの声色だ。


 ちなみにセルヴィッジ侯爵令嬢とは私の事。

 フィロメナの言う通り、私たちの中で彼女は「婚約者様との時間を取りたい」という理由でサロンに来るのを控えている。私の助言も皆さんその時に聞いていて、力強く頷いてくださる方ばかりだったわ。

 彼女たちが支えれば、きっとこの国は今後も安泰でしょうね。

 

「サロンは情報収集に大事な場だと言っていたではないか! それを蔑ろにするとは……! お前は次期侯爵夫人としての自覚はないのか?!」

「どの口が言うんだ」

「ファビアン」


 私が名前を呼ぶと、彼は渋い顔をする。彼は言葉にした事を必ず実行する男だから、発言を二転三転させるあの侯爵令息が本当に嫌なのだろう。正直私も数日で根を上げた挙句、その責任をフィロメナへとなすりつけようとするあの男は……いけ好かない。

 向こうで口論がまだ続いている……と言っても、フィロメナは普通の音量なのでかろうじて言葉が聞こえるか聞こえないかくらい。会話の内容がなんとなく察せるのは、侯爵令息の声が大きいせいなのだ。

 先程まで眉間に皺を寄せていたファビアンを見ると、今は楽しそうに私とフィロメナへ交互に視線を送っていた。

 

「ああ、でももう一度彼女みたいな格好のシルフィアも見たいなぁ……本当に何を着てもシルフィアは似合うから……あ、でも母上が目を回しちゃうから無理かな……」


 どうやら侯爵令息に怒りを抱く事すら無駄な時間だと思ったらしい。フィロメナの服装を私に重ねているようだ。

 

 ひとつ良かった、と思える事は……私の服装で義母様が倒れてしまったのを覚えていた事。


 先程まで顔を顰めていたファビアンは、それを思い出したからか今やご褒美をお預けされた犬のように見えるのは気のせい……ではない。犬耳が垂れ、尻尾が元気なく地面を叩いているようにしか見えなくなっていた。

 私もファビアンが何故地味な格好を好むのかしら、と一度考えてみた事があった。なんとなく思い浮かんだのは、お忍びの際に着る簡素な服の姿で現れたファビアンだった。確かにあの服を着てきたファビアンは可愛かったもの。

 なんとなくその感覚が共有できたからか、最近彼が地味な服装を求めてきても、愛情を感じるのだ。

 

「……義母様が驚いてしまいますから、今度私の屋敷に来る時でしたら……」

「え? ほんと? やったぁ! 嬉しいなぁ〜!」


 満面の笑みに絆されている私も、ファビアンの望みを叶えようとする私も、相当重症ね。そう思って微笑んでいた私の耳に飛び込んできたのは彼の言葉だった。

 

「辛気臭い格好を見るのは、もううんざりだ!」


 どうやら、いつの間にか服装の話になっていたらしい。あら、二人の話を聞きそびれてしまったわ……と口に手を当てれば、ファビアンが奥を指差す。そこには何人か手帳に書き記している者が……なるほど、聞き逃した時のために、書き記してくれているようだ。

 ここまでするだろうか、と普通思うだろうけれど、これが私の日常。彼は私が望むであろう事を把握して、いつも先手を打っている人だ。だから私も彼に絶対の信頼を寄せていたりする。

 どうやら彼らの会話も佳境のようだ。辛気臭い、格好ねぇ……。確かあれは――。

 私が考えている事と同じ事をフィロメナは思ったようだ。侯爵令息に反論しようと声を上げた。

 

「ですがこれは――」


 だが、彼女の声は彼に届かない。

 

「くどいっ! これからは来なくていい!」


 叫びながらフィロメナを置いていく侯爵令息。その後ろ姿を見て彼女は呟いた。


「この服はバル様が贈ってくださった服ではありませんか……お忘れになったのですか……?」


 彼女の寂しそうな声が、周囲に響き渡った。

 

 

 二人が私たちの目の前で言い合ってから数週間後。

 普段のように私はサロンを開いて、お茶を嗜んでいた。


「今日もフィロメナ様はお休みでしょうか?」


 一人の子爵令嬢が私へと話しかけてくる。あの時二人の言い合いを聞いていた彼女だ。その瞳は心配そうにしているが、目の奥に光が宿っているのを私は見逃さなかった。


「そうねぇ。私も早くお話しできたら、良いとは思うのですが……あら?」


 扉を叩く音がする。入室を許可すると、そこにいたのはフィロメナであった。彼女は普段のようにセンスの良いドレスを着用している。


「シルフィア様、本日よりまたサロンに参加させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

「ええ、大歓迎よ!」


 周囲の令嬢たちもフィロメナを囲み、一言告げていく。そんな彼女の晴れやかな姿を見て、私もにっこりと微笑む。


「何があったのか、教えてもらえるかしら?」

「つまらない話になりますが、よろしいでしょうか……」


 フィロメナは眉尻を下げているが、最初に話しかけてきた子爵令嬢は、紙とペンを持って待ち構えているくらいだ。「良いわよ」と声をかけるため、口を開こうとした私だったが、扉の外が騒がしい事に気づいた。

 言葉を発せず扉を見つめる私に令嬢たちは不穏な空気を感じ取り、駆け寄ってくる。武術の心得がある者たちは私の隣に、それ以外の者たちは後ろにいるように指示をする。フィロメナは私の前に立った。

 彼女たちの移動が終わったのと同時に、サロンの扉が大きな音を立てて開く。そこに現れたのは、フィロメナの婚約者(侯爵令息)だ。


「フィロメナ!」


 以前の自信満々だった表情はどこへやら。今は疲れた表情をしている。

 フィロメナもまさかサロンに押し入るとは思わなかったらしい。彼女は私に謝罪をしようとしたのだが、私はそれを静止する。私の意図が伝わったのだろう、フィロメナは頭を下げた。


「本日、この部屋は私、シルフィア・セルヴィッジが女性用のサロンを開くために使用している旨を学生課に届けておりますが、何か御用で?」

「……!」


 彼は他の事で手一杯だったのだろう。サロンは男子禁制。その事を頭からスポーンと抜けていたらしい。彼の顔から血の気が引いていくのが手にとって分かった。少々やり過ぎたのかもしれないわね、()()()()

 様子を見る限り、反省しているようだ。ここは無理に彼を貶める必要はないだろう、と判断する。


「あ! もしかして婚約者のフィロメナ嬢に何か重要な話があったのかしら。それなら扉の外にいる者に……あら? いないわね……マテイセン侯爵令息様、こちらの不手際、申し訳ございません」

「あ、いや……こちらこそ、サロンを邪魔して済まなかった」


 令嬢たちの視線に気がついたのか、彼はすぐに頭を下げた。私は令嬢たちに視線を送る。彼女たちは私と目が合うと、頷いてきた。

 

「いえいえ、それではお互い様という事で……フィロメナ、あなたはマテイセン侯爵令息様とお話をしてきては? 私は外の者を呼んでくるわね。皆様、少々私は席を外しますが、サロンを楽しんでね」


 サロンの参加者たちは私に頭を下げている。皆の表情はとても満足した様子だった。


 その日の帰宅中。

 私とファビアン様は馬車に乗っていた。普段と違うところと言えば……私がファビアン様の膝の上に乗っているところだろうか。

 

「あの、ファビアン?」

「僕、今回頑張ったよ? だからご褒美頂戴!」


 満面の笑みで私に告げるファビアン。抱きつくのはいつもの事だけれど、これは初めての事なので……私は狼狽えてしまう。

 

「ご褒美がファビアンの膝の上に乗る事……で良いの? 重くないかしら?」

「ご褒美だよ! だってこんなに近くシルフィアを感じる事ができるなんてさ! それにシルフィアが重いわけないよ! むしろ羽よりも軽い! 軽すぎると思う!」

「えっと、羽よりは重いと思うけど……」


 そんな私の呟きはファビアンに聞こえなかったらしい。「あ〜、幸せだぁ」と言いながら私の腕に頬をくっつけている。まあ、ここは馬車の中。念の為窓にも布をかけてある。他人に見られる事はないだろう。なんだかんだ言って、私も幸せそうな彼の表情を見るのが好きなのだから。

 最初はそう思っていたけれども……時間が経つにつれて、少々恥ずかしさが込み上げてくる。その恥ずかしさを誤魔化すように、私はファビアンに話しかけた。


「そう言えばファビアン。あなた、もしかしてフィロメナの婚約者様とお話ししたのでは?」


 二人の言い合いの後、あの場で話を聞いていた噂大好きな子爵令嬢が、ある噂を流したのだ。

 それは同学年には瞬く間に広がり、上級生にも広がっていった。その噂は「マテイセン侯爵令息様は自分の言動をすぐ忘れるお方らしい」という噂だ。

 例えば彼女に「地味にしろ」と言ったのに、いざ地味にしたら「やめろ」という。他にも彼女に送ったドレスをフィロメナが着ていたにもかかわらず、「辛気臭い」とのたまうなど……。

 

 実際その噂を耳に入れたマテイセン侯爵令息の取り巻き――彼が「愛情深いお方だ」と讃えていた者たちはすぐに首を傾げた。


 以前彼の口から婚約者であるフィロメナに、彼がそのような話をした、という事は聞いていた。だから彼女が彼の言う事を聞く、と話を聞いて「相思相愛なのだ」と思った者もいた。勿論、面白半分で讃えてた者もいれば、次期侯爵である彼に媚を売るために持ち上げている者もいたのだが。

 そしてその噂が広まるにつれて、周囲は彼を冷ややかな目で見るようになっていく。侯爵令息の取り巻きの中には、静かに彼から離れていった者もいた。

 

「え? ただ僕は、『婚約者を装飾品と思うような男とは仲良くしたくないね』と言っただけだよ」


 侯爵令息はあの一部始終を聞いて、サロンに参加する彼女たちから顰蹙を買っていたのだ。だから噂が流れたのである。それで追い詰められた彼の元に来たのが、まさかの公爵令息。ファビアンに目をつけられるとは思わなかったのだろう。

 


 あの後、フィロメナから話を聞いた。

 侯爵令息は、ずっとフィロメナに謝罪していたそうだ。何故彼女に色々と押し付けようとしたか、その理由も教えてくれた。話をよくよく聞けば、彼女に対する嫉妬があったらしい。


 フィロメナは控えめで前に立とうとする性格ではないが、優秀だ。彼のご両親もフィロメナの優秀さは認めている、との事。彼の両親はよく自分の息子(侯爵令息)にこう告げていたらしい。


「婚約者が優秀なフィロメナ嬢で良かった! お前も頑張らなくてはな」と。


 彼の両親も息子に発破をかけるために、軽く言っただけなのだろう。だが、彼女と会った後……頻繁にそう両親に言われ続けた彼は、褒められるフィロメナに嫉妬したのだ。その嫉妬を発散するために、彼女に口出しをするようになり……彼女が素直に言う事を聞いたため、それが激化してしまったようだ。

 

 『フィロメナ嬢を自分の思う通りに動かせる事に快感を覚えている』ファビアンが言っていた事が正しかったのだ。


「あの後、マテイセン侯爵令息様はフィロメナに盛大に謝罪をされたようですわね」

「そうなんだ! これであの男も軽々しく『愛情深いんだ』なんて言えないね!」


 嬉しそうに話す彼に、私は尋ねた。


「あら、嬉しいのですか?」

「それは勿論! だって、この世で一番愛情深いのは僕だからね! 本当の愛情深さを知らない人たちに軽々しく言われたくないよ〜。これからも僕の愛を受け取ってくれる?」

 

 私は満面の笑みで告げている……けれども、手が小刻みに震えているファビアンに気づき目を見開いた。この方はまだ理解していないらしい。私の愛情だって、あなたに負けないほど重い事を。

 自分に対する自信のなさは、昔から変わらない。私の可愛い(ファビアン)


 私は彼の震える手に自分の手を優しく添えてから、微笑んだ。


 


 ――愛が重いなんて言葉、軽々しく言わないでくださいませ。


 もしその言葉を言う方がいたら……是非その重い愛を見せてほしいですわ。まあ、私とファビアンの愛の重さには敵わないと思いますけど、ね。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 この作品は氷雨そら先生主催の「愛が重いヒーロー企画」で執筆したものです。三月中に完結する予定が、延びてしまい今日になってしまった事、お詫び申し上げます。


 ファビアンは愛が重いのですが、実はシルフィアも彼と同じくらい愛が重いのです。そこに気づいていただけたら、作者として嬉しく思います。

 

 現在更新している作品は

「薬師の弟子シーナは今が楽しい」(小説家になろう)

「追放された巫女姫は、竜人に溺愛される」(ネオページ・小説家になろう)の二作です。


 よろしければそちらもご覧下さい!


(追放された巫女姫の、小説家になろう版の更新は今止まっております。先まで読むのであれば、ネオページ様がお勧めです。)


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