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第2話 仲間

 前回のあらすじ


 バイトの応募でナレーターとなったナッちゃん。

 前回、マイクで対話が可能ということがわかった。だがまさかの敵にも対話が可能だった!

 勇者達がやられそうな時に逃げるように助言し、一命を取り留めたのであった。


  「ひとつ聞いても?」


  「なんでしょう?」


  「あなたは一体誰です?逃げるように指示したと

  いうことは敵ではなさそうですけど」


 この状況でありのまま話しても信用して貰えないだろうからとりあえず味方だと思わせておいた方が良いかな


  「あなた達を助けるために遣わされた人です」


  「誰の指示で助けるように命じられたんです か?」


  「神さんです」


  「そんな凄い方からですか、ならこれからどうすれば?」


 そういえば考えてなかったな、とりあえず仲間を増やすように言ってからレベ上げするようにいえばいっか。マイクがあるからちょうどいい人に仲間になるように話を持ちかければすぐだな


  「まずは仲間を増やしなさい、あとレベ上げとか盗賊の武器とかなんか色々」


  「流石に武器無しだと不安だからそっち優先で良いかい?」


  「カバンの中に木刀があるからとりあえず持っておくといい、これで少しはマシになるだろう」


  「だったら仲間を集めよう。その後にレベル上げすれば良い」


  「でも何処で探せば?」


 この近くで丁度いい奴は.....あの人とか良さそうだな、見る限り魔法使いか僧侶といったところかな。

 ならとりあえず話しかけてみるとす.....あれ?なんか誰かと話してるな


  「よぉ、こんなとこでどうしたんだいお嬢ちゃん」


  「誰ですかあなた達は」


  「まぁそう邪険にすんなよw俺らは丁度可愛い仲間が欲しかったとこでね」


 うわぁゲームとかでよくいる奴じゃん、ってかこのタイミングで勇者達と接触するように言えばいいじゃん。でも驚かれないよな?


  「雷属性魔法 インパルス!」


 いや倒しちゃったら勇者達と接触させる機会失うじゃん!


  「待ちなさい.....いや待ってホントお願いだから」


  「待ちません!......って頭の中に声が?」


  「とりあえずそこから北の方に逃げなさい」


  「え?」


  「早く!」


  「わかりました!」


  魔法使いは逃げ出した


 待ってそっち南!魔法使いってアニメとかによく居る方向音痴のキャラかよ!


  「逆です!そっち南!」


  「あっ、こっちか」


  「そっちは東!」


  「こっちか」


 やっと正しい方向に行ったか、というかナンパ野郎どこ行った?あ、気絶してる。魔法にビックリしたのかよ。

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