人物紹介
カルメ
元、孤独な女性。相変わらず自分と他人は嫌いだが、唯一、ログだけは好き。また、少しずつだが自分のことも受け入れられるようになってきており、交友関係も増やしつつある。自分のロクでも無さには自覚があるので、ログの両親に受け入れられる女性になろうと、密かに努力をしている。なお、本人は元々可愛らしい容姿をしており、ログと恋人になって以来、かわいらしさに磨きがかかっているが、自覚は薄い。照れ屋で恥ずかしがり屋の彼女だが、ログを甘やかしてみたいという気持ちは強いらしく、ログのくれる溺愛を返したいと願っている。
ログ
カルメの恋人。とにかくカルメが好きで、恋人になる前は彼女に遠慮していたが、最近ではそれも減り、隙あらば、引っ付いて来ようとする。独占欲と嫉妬が強いのだが、実はログ、そこまで大切に思えることを持ったことが無く、現在も大切なものがカルメ以外に無いため、彼女へと感じる強い独占欲などに困惑している。カルメ同様、実はあまり自分が好きではない。また、カルメは弱ったログが結構好きなのだが、ログは彼女の前では格好つけていたいため、少々困りぎみ。「仕方ないカルメさんですね」が、口癖。なお、作中では取り立てて言及していないが、実はむっつりスケベ。だが、それを指摘されても開き直るという、心の強さを持っている。
サニー
次期村長。村や人と関わる事が好きで、日々、一生懸命働いている。頭が良く、明るく、健康という彼女は周囲から頼りにされていて、村人の多くにも好かれている。少々腹黒いが、それも愛嬌のようだ。カルメは怖いから苦手だが、嫌いではない。そして、最近ログがやたらとサニーに嫉妬するため、ログもちょっと怖い。基本的には、ログとは友人。カルメとログを見ていると、自分も恋がしたいな、とは思うようだ。
ウィリア
阿保っぽいしゃべり方をする、村のかわいい女性。恋愛話が好きで、カルメに根掘り葉掘り恋愛の質問をしてくるため、カルメは少しウィリアが苦手。サニーとは親友。
アルメ
とある宗教の聖女様。どんな病でも直す彼女はやたらと神聖視されているが、過去にカルメを捨てた母親と同一人物のようで、しかもカルメを探しているらしい。
キリ
アルメの従者で、狂信者。よくいる少年の見た目をしており、アルメの話題にさえならなければ、礼儀正しく親切な子供なのだが。
