第7話 驚き
三人目となる女性が現れました、波乱なのか喜びなのか・・・
子供が生まれてから半年が過ぎた、相変わらず子供を寝かしつけてからの
妻達と夜の営みは激しかった、直ぐにでも二人目が授かりそうだ。
僕としては子沢山でも子育て費用は十分有していることから望むところ。
そんな事を考えながら本日は増えた家族の為に新車を購入しようとディーラー
回りをしていた。
ワンボックスか・・・SUVか・・・迷うな。
んん・・・二家族と考えれば・・・子供も増えるかもしれないし・・・
ワンボックスしか選択肢はないかな。
ト◯タのア◯フ◯ードから見にいくかな。
『いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件ですか、お客様』
『ワンボックスカーを見に来たんですが』
『ご購入の予定でしょうか?、希望は新車ですか中古車ですか?』
『えーと新車かな・・・気に入ればですが』
『では新車の担当者がご案内します、そちらにお座りになりお待ちください』
待つこと数分、中年の男性がテーブルにやって来た、ア◯フ◯ードを
考えている事を伝えたところカタログでの仕様、オプションなどの説明され
その後ローンでの支払額を聞かされた、購入の意思を聞かれたので帰って
考えたい意思を伝えてところ大量のカタログやら来店記念品など多くの
お土産を渡された。
次はデ◯カかな、少し離れた三◯自◯車ディーラーに僕は向かった
先ほどと同じ用に店内に入ったら同じような接客で対応され新車担当者が
やって来たが僕は担当者を見た瞬間、驚きを隠せなかった。
『え、あずさちゃん!』
『あ、時雄さん?』
『こっちに戻ってきたの?』
『テーブルにご案内します、飲み物は何にいたしましょうか?』
だよね、今はお客だし彼女の立場上は立ち話は不味いかな・・・
『ああ、アイスティーでお願いします』
『では、こちらでお待ち下さい』
彼女からカウンターから見づらい奥の席に案内された。
しばらくするとカタログとアイスティーを持って僕の座る席のテーブルに
腰掛け低い声で話しかけてきた。
『お久しぶりです時雄さん、お元気でしたか?』
『や〜驚いたよ・・・僕の方は生活スタイルはかなり変わったかな・・・
再婚したんだよ、少し複雑だけどァㇵㇵㇵ・・・』
『そうでしたか、おめでとうございます、でよろしいでしょうか?
でも複雑って何んですの?』
『実は妻が二人なんだよ・・・・・・』
妻の他に事実婚をしている事、それぞれに子供がいて僕が分譲した土地
で一緒に暮らしている事などを話した。
話を聞くと彼女は驚きに目を見開き同時に興味津々といった表情をした。
『私は夫と別れたんですよ、実家にも戻りたくなくて生活の為にここで
働き始めました、ちょっとかっこ悪いですね・・・・・・』
なぜ別れた理由は話さなかったけど、僕も聞かない方が良いと感じた
子供はできなかったようで今は一人アパート暮らしをしているらしいい。
一人暮らしか・・・好きだった女性だし僕が協力できる事はないだろうか・・・
そんな事を考えていると。
『いろいろ聞きたい事が有りますけど、購入を決めていただければ長く
話す事ができるんですけど、あと私の成績にもなるのでいかがでしょうか?』
そうだな彼女は仕事中なんだし、どうせ購入しに来たんだしデ◯カで
決まりだな。
購入を決めた事で契約書やら購入特典など書類が用意され彼女と話す時間が
増えたのだった。
『この度は御購入ありがとうございます、今後のサービスを私が担当する
事になりました、「あずさ」と申します宜しくお願いします・・・なんて』
『僕の方こそよろしくね、知り合いが担当なんて嬉しいよ』
購入書類を書きながら昔話を楽しんだのだが書類を書き終わる直前に
彼女から改めて会いたいと言われ僕は会う事を了承した。
ディーラーで契約を済ませ納車は在庫があったので2週間後となった。
帰宅し車と偶然あずさと会った事など二人の妻に報告し夕食の時間となる。
『大きな車のようで二家族全員が乗れそうね、みんなで出かけるのが
楽しみだわ、あずささんとは昔話だけ?結婚してたよね?』
『その事なんだけどさ別れたみたいでさ、今度会いたいって言われて
了承しちゃった・・・良いよね?』
『会うだけなら私的には問題無いけど、どう思うトモちゃん?』
『うん、会って話すくらいなら・・・いいかな、でも時雄さんは確か
彼女を好きだったのよね?』
『え、ああ、そうだね好きだったと思うよ、でも今は二人と婚姻関係
なんだし裏切る事はしないよ、信じて』
『裏切る行為をしたら許さないんだかね、ね〜トモちゃん』
何か凄いプレッシャーを感じる・・・当り前か、結婚してるんだし
それに僕も彼女達を大切に想っている、皆で楽しい時間を過ごしたい
と願っている、それと会いたいと言ってきた彼女の目的がわからない
し・・・
以前好きだったとはいえ何年も前の話、再会した時は何かドキドキした
けど今は妻達と話した後なので冷静に考えられる。
妻には話さなかったが今も当時と変わらない感じで好きだど思う。
かと言って会っても今更どうにもならないだろうし話して終わりかな?
しばらくしてディーラで購入時の連絡先(携帯番号)に彼女から着信が
あった。
『はい真庭です』
『こんにちは、あずさ です、お店で会った以来ですね。
会っていただけると言われたので、そのお話をと連絡しました』
『覚えていますよ、妻達の了承を得たので何も会う事は問題ないですよ
会う日を決めませんか? 僕はしばらく用事は無いので合わせますよ』
『ありがとうございます、珍しく今度の土曜日にお休みを取れたので
10時にどうでしょうか?』
『わかりました、場所はどうしましょうか?』
『そうですね・・・どこか素敵なお店を探してみます、後で連絡するので
連絡先を交換しませんか?』
僕はスマホの番号とL◯◯Eの友達登録をした。
何か場所のセッティングを任せてしまったけど、良かったのろうか・・・
その代わり飲食代は僕が負担しよう。
数日後に彼女からL◯◯Eで連絡が来た、場所は彼女の勤務先の近くで
お洒落なカフェだった、時間は午後の3時で、このカフェでは来客が少なく
なる時間帯だと彼女は言っていた。
僕は妻二人に会いに行く事を伝え少し早めに家を出た。
3時ちょっと前にカフェに着いたのだが彼女は既に店内で僕を待っていた。
『お一人様ですか?』
『いいえ、待ち合わせなのですが、もう席についているみたいなので
その席に座ってもいいですか?』
『承知しました、後ほど注文を受けに参ります』
『あ、アイスティーをお願いします』
『ご注文ありがとうございます』
僕は彼女の席の向かい側に座り彼女に話しかけた。
『早いね、待った?』
『10分位ですよ、今日は私の願いを聞いて頂いたので、嬉しくて
早く来てしまいました』
『偶然の出会いにも驚いたけど、会って話したいと言われた事にも
ビックリしたよ、その辺の事を聞いても良いかな?』
『そうですね、話さないのは失礼ですよね』
そして彼女は話初めた、偶然の出会いには彼女も驚いていた事。
会いたかった理由については懐かしさと、こちらに来て間もないことで
知り合いも少なく寂しかったみたいだ。
僕としても以前から好意を持っていたし今でも彼女の事を好ましく
感じている。
妻たちからも許可を得たし今日はゆっくりと話したいと考えている。
『この前にお会いしてから聞きたい事があったのですが・・・』
『何かな?』
『奥さんが二人って話てたと思うのですが本当ですか?』
『だよね・・・』
僕は妻が二人になった理由を話す事にした。
三人がほぼ同時期に独身になった事で関係性が深まった事、そして
僕が十分すぎる資金を偶然手に入れ遺産で広い土地を得、宅地造成
をした事。
三人の関係は心だけでなく肉体関係にまで発展し三人で話し合って
造成地には複数の区画があり各々が家を建て住んでいる。
一人とは正式に婚姻をしもう一人とは内縁関係にあり子供は認知している。
現在三人の関係は良好で僕も彼女達も満足している。
などと説明したのだけれど、意外な答えが彼女から告げられた
それは僕の家で妻達と会いたいという事を言われた、僕としては想定外
の話で彼女には僕一人では答えは出せないので後日妻達と相談してから
連絡をすることにした。
テニススクール時代の思い出話をしたいのか?それとも何か別の目的
なのか・・・
そのような話をしていると時間は過ぎ帰る時間となった、別れ際に
今度は皆んなで会いたいと言われたのだが、その事については即答は
できないと答えた。
彼女と別れ帰宅中に今日の事を考えていた、彼女は会ってない間に
綺麗になったな〜大人の魅力が増したよ・・・タイトなミニスカートに
僕の目は釘付けだったし薄手の白いシャツかな透けて見えたブラにも
ドキッとしたな。
僕は帰宅後妻達に彼女が会いたがっている事を伝えた、それを聞いた
二人は複雑な表情を浮かべた。
『へーそんな事を言ってたんだ・・・それであなたは何て答えたの』
『妻達に聞いてみて会う事を望んでいるなら、こちらから連絡するよって』
『え〜それじゃ会わなければ私たちが拒否したみたいじゃん!
それよりあなたはどうなのよ?だよねトモちゃん』
『うん』
ですよね〜言われると思った・・・さてこの場合何と答えるのが正しい
選択なのだろう・・・
今の関係に波風を立てたくないし、僕個人としては会いたい気持ちが
有るのも事実なんだよね。
『そうだね、久しぶりに会った時は凄く懐かしい気持ちだったし、以前は
好意を持っていたのも事実、でも彼女は今は独り身であり僕は妻子持ち
と考えると僕個人として会う事は控えた方がいいけど皆で会う事は
問題無いんじゃないかと思うけど、どうかな?』
『私もね、そうは思うけど何となくってか女の勘なんだけど・・・ちょっと
気になってさ・・・トモちゃんは?』
『え、ん〜私は話した事ないし・・・会う事は反対じゃないけど・・・
ちょっと気にはなりますね・・・何故か・・・女の勘???』
しばらく話し合ったところ家に招待するのはOKとなり僕は彼女に
連絡を入れた。
その後、皆の日程を調整した結果は再来週の土曜日に会う事になった。
◆そして当日◆
彼女は約束した時間の午前10時ピッタリにやって来た。
僕達は子供も含め全員玄関で迎え、リビングに移動した。
女性陣は普段と変わらず挨拶を交わし僕も軽い感じで挨拶をし会話が始まる。
『この分譲地は皆さんだけ住んでるんですよね?』
『そうなんだよ、僕が分譲地の所有者なんで住人は自分で決めたかったのさ』
『まだ区画は余っているようですけど、入居の予定って有るんですか?』
『無いですよ』
『池山さんと葉山さん二人とも雄靖と家族って事なのよね?たしか』
『『そうよ』』
『私が戸籍上の妻でトモちゃんは内縁の妻って感じね』
『そうなんだ・・・その事をもう少し聞いてもいいかな?』
『いいけど、どんな事が聞きたいの?』
初めに彼女が聞きいてきた事は何故三人で暮らしてどんな感じ?
だったが・・・
暮らすことになった経緯については以前会った際に話しているので
この辺は割愛した、答えとしては重婚は日本では認めてないので
どうしたら二人を大切に愛する事ができるのかを真剣に考え、そして
将来に生まれて来る子供たちの事も真摯に向き合った。
辺りを話しをしたところ彼女の反応は少し考え込んでいるように見えた。
しばらく見守っていると驚きの答えを言ってきたのだ、それは・・・
『雄靖さんお願いが有るのですが・・・私も内縁の妻として受け入れて
もらえませんか? 先日お会いして昔の事を考えていたら当時の自分
の感情が湧き上がってきたんです。
あの時は結婚が決まっていたので雄靖さんとの出会いで知った感情に
素直になれなかった事を今も忘れていません・・・でも・・・』
『まって、まって・・・いきなりの事で・・・今の僕には二人の妻が
いるし僕一人の考えでは・・・ってそうゆう事じゃないよね』
『わかっています、だから今日は皆さんの前でこの話をしようと
思いました、私の本気を伝えたくて』
僕は妻達に視線を向けた、なにやら顔をクイクイと隣の部屋を指して
いるようだ・・・何か怖い。
『話はわかったけど、ちょっとここで待ってて、話し合ってくるから』
彼女を残し三人で隣の部屋へ向かったのだった。
そして、妻達の一言・・・
『さあ、何か言う事はありますか・・・雄靖さん』
わ、怖い・・・・・・・・・
近々、前半部分を修正予定です、理由はもう少し小説らしくしたいと考えています。




