第6話
子供達との生活が始まりバタバタしつつも妻達との愛情確認も激しくなる予感♡
第6話
僕は宅地造成した残りの区画をどうするか悩んでいた、僕と彼女達の
関係を考えた場合に関係性を知らない住人が来るのは好ましいとは思わない
好奇心で喧伝されたら僕達の関係性は壊れかねない。
空き地は残り一区画であり今の状況を考えると急いで決める必要は無いか・・・
それよりも生まれてくる子供たちの準備が最優先だよな。
法律的な事を考えると、どちらかを養子縁組する必要があるよな。
子供たちにはちょっと迷惑をかけてしまうかもしれないけど・・・
色々と考えなくては。
今、考えている事は池山さんを入籍しトモちゃんを内縁の妻にし、子供は認知
する方向で考えている。
夫婦別姓にし、それと子供たちと他の子達の関係を考えると幼稚園や学校を別々
にした方が良いとも思っている、同じ所に通ってしまうと父親が一人という状況は
何かと良くない状況を招いていまいそうで怖い、この事に関しては妻達と話し合う
必要があるのだが。
二人に妊娠の兆候が現れた時点で入籍と内縁関係に関しての話し合いを行った
今後は産婦人科に行く事になるので二人の合意を貰い婚姻届けと内縁関係に関しての
合意書は弁護士に依頼して作成した。
これが終わり二人は産婦人科に診察に行った、診察結果は二人とも妊娠3ヶ月らしく
出産予定日も同じく翌年の春頃だった。
『二人とも、おめでとう』
『『ありがとう』』
『仕事はどうするの?』
『そうね・・・私は社長だし簡単に休めないわね、安定期に入るまでは休むけど
後は体調が良ければ働くかな』
『トモは?』
『私も安定期までは仕事はしないつもり、それに仕事はアルバイトだし出産
までは運動不足にならない程度に家事をしながら過ごすと思う、生活費は
貴方に頼る事になるけど・・・いい?』
『もちろん!頼ってくれ。何も心配しなくていいから』
二人については概ね僕の予想通りだね、そして生まれてくる子供は幸せ
にしたい、以前にも子供はもうけているのだが元妻との関係が悪かったのも
あり十分に愛せたとは言えないかもしれない。
子供との仲は良好だったと思っているが離婚した事実考えると・・・
自信が無い。
昔の事を振り返り今後に活かせば良いとは思うけれど簡単ではないだろう。
でも愛した二人の子供なのだ出来る限りの愛情を注がねば。
◇◇◇ そして春 ◇◇◇
待ちに待った子供の誕生!
先に生まれたのは友里恵だった、性別は男。
数日遅れて友枝が女の子を産んだ、どちらも母親似で可愛い。
良い名を贈らねば!
二人と子供は数日入院し体調を整えてから退院した。
迎えに行った僕は二人を労い感謝をつたえた。
『お疲れ様、嬉しいよ、ありがとう』
『『何よ!改まって』』
『貴方だけの子供じゃないのよ、私たちだって嬉しいんだから
ね、トモ』
『そうよ、あなた』
『名前はどうしようか?二人は何か考えてる事とか有るのかい?』
『特に無いわ、三人で考えようと思っていたし、トモは?』
『私も・・・三人で決めたいなって考えてたわ』
それから僕らは子供の名前を考える事にした、前妻の子供の時は
名付けの本とか買ったと思う、初めての子供だったし。
その時の本は多分捨てたよな?・・・
二人が簡単な食事の準備を始めたので買いに行こうと思ったけれど
出かけようとしたら友里恵に呼び止められ本の話をしたら
「スマホで調べればいいんじゃない?」と言われた。
確かに・・・と納得した僕。
皆で食事を済ませ、お茶を飲みながら名前の話をする事になった。
『さて、では先に生まれた友里恵さんの子供から決めようか!』
皆、一斉にスマホの操作を始めた!
何かちょっと異様な風景・・・ネット上の情報は全てが正しいとは
限らないが参考程度に情報を得るには便利だと思う。
僕が考えたのは「時初」と書いて読みは当て字だが「ハジメ」だ
友里恵は「瞬」読みはそのままで「シュン」
友枝は「明成」読みは「アスナ」
ま、三人が同じ名前になる事は無いと思ってたけど・・・
二人も何か戸惑っているような感じだね、そこで僕の考えを述べた。
『ちょっと僕の考えを話しても良いかな?
こんな事を言ったら三人でって考えるって言ったのに矛盾するけど
産んだ友里恵さんの考えを尊重したいと思うんだ、どうかな?』
『大丈夫よ、三人で考えようって最初に話したんだしさ気を使わないで
私も自信無いし・・・』
『私の考えた明成より瞬が良いと思うよ、何か格好いいわ』
トモちゃんの意見に僕も友里恵さんも同意した感じになり名前は瞬に
決まった。
次はトモちゃんが産んだ女の子の名前を決める事に。
ん〜女の子の名前はちょっと考えてしまうな・・・って僕だけじゃなく
皆も迷っているようだ。
皆スマホを操作している時間が20分程過ぎた、僕が考えた名前は
『じゃ僕から発表します!「樹菜」です、特に意味は無いです』
『意味無いって何それ・・・じゃ私は「愛沙」なんてどうかな?トモ』
『私が考えたのは「花蓮」ですかね』
『え、何か格好いいんですけどぉ・・・どんな意味なの?』
『花の様に清らかで優しくって願いかな・・・フフ』
『僕はその名前、凄くいいと思うな、友里恵さんはどうかな?』
この後「瞬」と「花蓮」について漢字とか当て字とかいついて
話し合ったけど良い案が出ず、このままで良いとなった。
名前も決まり花蓮については役所への認知届けを済ませている。
後は保育園か幼稚園の問題が残っている、この近所には幼稚園は
一箇所だが保育園は3箇所あった。
西に1km行った所が遠い所だが友里恵さんの勤務先近くである
事と20時まで預かってくれるので「瞬」はこの保育園に決めた。
「花蓮」は東に500m行った所にある保育園に決めた、子供達は
不思議に思うかもしれないが変なトラブルになるよりは良いの
ではないだろうか。
小学校は僕の家が学区堺にあるので事情を説明したら別々小学校に
通えると回答があった、中学生になれば家庭の事情を理解できると
思うので中学校は一緒にするつもりで、それまでは出来る限りの
配慮はしたい。
名前の事は一段落したので三人でお祝いで外食でもと思ったが
二人も帰宅したばかりだし子供も生まれたばかり首も座ってない
ので外出は控えた方が良いだろう。
そこで豪華(になるのか?)にデリバリーにする事になった。
ピザ、寿司、オードブル、デザートを値段に糸目をつけないで
注文をした。
配達された食事の量は二食分はありそうだ、明日は休日なので
僕たちは就寝までゆっくりと食事を楽しんだ、何度も夜泣きする
子供の世話をしながらではあるが、それも楽しい時間に感じられた。
それから数日、妻二人は仕事を休んでいるが僕は仕事を休み入園
手続きをする事にした。
最初に瞬の手続きだが問題なく済んだ、次に花蓮なのだが認知して
いるのだが一応園長には事情を説明しなければならなかった。
『花蓮ちゃんの入園については問題は無いのですが複雑な事情が有る
のですね、真庭さんは彼女を認知している事は存じております。
担当する保育士には事情は説明しますが、知り得た情報については
秘密とし他の園児達と同じく接する、これでよろしいのでしょうか?』
『ご配慮ありがとうございます、僕は妻との間に同じ歳の男の子がいる
のですが、妻、内縁の妻、僕は同じ分譲地にそれぞれに家を持ち
住んでいます。
一緒に住まないのは平等な立場で接したいからなのです。
でも子供達が成長し今の私達の事情を理解できる歳になったらですが
中学校くらいですかね?同じ学校に通わせようかと・・・』
『そのようなお考えでしたか。承知しました、出来る限りの対応をしたいと
思います』
『お気遣いありがとうございます』
保育園の方は家庭の事情を考慮してくれそうなので一先ずは安心できた。
後の気がかりは保育園の行事が重なった場合にどうするか・・・だな。
まずは入園式だが、これは流石に重なるだろうな・・・子供達の感情を考慮
すれば僕はどちらにも行かないのが良いだろう、なので年間の行事予定表は
奥様方に任せるとして、僕はお祝いの準備を家でする事にってすれば良い
のでは・・・これで話してみよう。
◇◇◇ 1年後 ◇◇◇
二人の子供の入園日がやってきた、以前の計画通り僕は家でお祝いの
準備をしている。
見送る時に子供達は寂しそうにしていたが、プレゼントを買いに行くと
話したら納得してくれたが代わりに高額なプレゼントを要求されてしまった。
プレゼントは瞬は瞬からは電動で動く乗れる自動車、花蓮はシ◯◯◯アの
家族のセット(クマ)とかなり大きめな家を希望された。
ト◯◯◯スに行きそれらを買い求め、その後にお祝いの料理を買いに行く。
瞬からフライドチキンを頼まれたので、ケ◯◯◯キーでパーティーセットを
買い、ショッピングモールの専門店で美味しそうなオードブルを選び帰宅。
プレゼントに子供達は大喜びだ、食事を忘れ遊んでいる。
喜んでもらえるのは送った者としてはとても嬉しい。
保育園の報告を妻達に伝えた。
『でさ、入園式はどうだった?』
『瞬の保育園は普通かな?先生方は優しそうだったし、園長先生も
ベテランな感じでしたよ』
『花蓮の保育所は貴方が事情を伝えていたのよね?だからかな
私もチョット状況を確認されただけで、それ以外は瞬の保育園と
同じ様な感じかな』
『瞬、花蓮、保育園はどうだった?』
『『うん、早く行きたい!』』
お、二人とも問題は無いようだな、楽しく過ごしてくれれば
何も言う事はない、この辺の学区は小学校を卒業すると中学校は
一つしかなく二人は一緒の学校になるだろう、よくあるラブコメ的な
展開になりそうだけど、ちょっと不安かな・・・
でも家に居る時は同じ生活空間なんだしラブコメ的な展開にはならない
と思うけど。
お祝い会を終えて子供達は寝てしまった、三人でお酒を飲みながら
今後の話と少しのイチャラブの時間だ。
酔が回ったら妻たちの目が血走っていると感じるのは僕の気のせい
だろうか・・・三人とも欲求不満であった事は事実だし、僕もかなり
溜まっているのだ!
そんな事を考えていると、両脇を妻に挟まれた。
二人の手が僕の太ももを擦っている、あ、ダメだ大切な部分が元気に
なってきた!
それを見た二人は。
『『あらら、触って欲しい?』』
『はい♡』
素直に答えてしまった、可愛い妻達からの誘惑には僕の理性を破壊
するだけのパワーがあるのだ。
僕は床に抑えられ下半身を露わにされ二人の手で愛撫
されている、程なく二人の舌先も追加され早くも一度目の射精!
『え〜早い〜〜』
勢いが強く噴出物は二人の顔に・・・でも何故か二人の表情は
嬉しい感じだ。
『『足りないでしょ♡』』
『はい、お願いします』
それからは二人がかりで濃厚なプレーとなった、仰向けに寝てる
僕の口元に一人のオ◯◯コを当てられながらもう一人がチ◯コを挿入、
それを交互に行いながらそれぞれ射精!
復活の為の休憩時間も両脇で全身を舌で愛撫されながら二人の手は
チ◯コをシゴイている、妊娠中の欲求不満もあって直ぐに復帰!
そしてバック体制で一人を攻めている間に僕の手はもう一人の
オ◯◯コを愛撫しながらディー◯◯ス、それも交互に行い射精!
何か妻達のテクニックが増しているような・・・
週末は子供達が寝てからは毎回こんな感なのだ、子供が夜泣きした
ら休憩みたいな・・・週末以外は交代で軽く交わっている。
二人目は近いかな〜などと考えている、でもそれは三人の関係が
順調な証だろう。
こんなに余裕のある生活が送れるのは生活資金が十分に有る
からだ、宅地造成し彼女達の家を用意して(多少の返済を有るけど)
も手元にはかなりの金額は残っている。
この先、養育費(進学費用など)を差し引いても大丈夫と考える。
(宝くじ万歳だな)
気になっている事は空いている区画をどうするか・・・
関係の無い人や家族をこのエリアに住まわせたくないし、空いたまま
でも不自然だし雑草が生えてくるのは面倒だ。
今回の分譲は全部で8区画になった、そのうち3区画は僕も含めた
3人の家を建てた。
残り5区画のうち2区画を子供が遊べる空間(住人専用)で遊具など
を設置し小さな公園みたいにしている。
残り3区画がまだ埋まっていない状況だ。
でも焦る必要もないので、当分は放置かな・・・
*この後、彼の予想も出来ない事が待っていたのだった。
次回から新たな展開(女性の出現!)を書く予定です。