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出発

「積み荷はokだ。」

「馬車の点検も完了した。」

今日は王都に向けて旅立つ日だ。お父様、お母様をはじめとする城の面々がお見送りに来てくれた。

(なんか前世の旅館のお見送りを思い出すな。)




私たちは移動用の馬車に私とシャレアンテ、お母さんの世話係であるアルセーラと護衛のロジエールが乗り、後に荷馬車が続く形で移動する。




「ロジエール、アルセーラ、シャレアンテ…イレーヌを頼みます。」

「お母様……王都に行くのだけなのに大げさではありませんか?」

「何をいっているのです。王都までの道のりは遠く

危険も多いのですよ。」

(えっ、そうなの?)




「学生がなんのために簡易魔方陣を使っているか考えなさい。王都までは見通しにくい森を抜けますし、暗くなれば盗賊だって出るかもしれません。」

(そういえば……この世界にも盗賊っているんだった。)

「まぁ、今回は俺が警護計画を考えたし大丈夫だと思います。」

「そうだといいのだけれど……ロジエールあなただけが頼りです。」




(お母様…本当に心配してる……気を引き締めないと。)

「王都では私と財務管理局のネッケルさんが宿泊の手配や諸々の準備を行いますので。」

「ああ、王都の宿屋で落ち合う手はずだったな。」

「ええ、くれぐれもイレーヌを頼みます。」

「タルカ……私は大丈夫だから。」

(ロジエールもいるし……。)




「あの……。」と城で働く使用人のプールスが申し訳なさそうに声をかけた。

「どうしたのプールス?」

「お嬢様……これを。」

「これは?」

「危険がないのようにと願いをこめて作りました。」

「まさか……お守り?ありがとうプールス。」

「少しですが守りの魔法も……。」

「その気持ちが私には嬉しいわ。」

(うふふ、プールスたら照れてかわいい。)

「じゃあ、気をつけて行って来るのですよ。」

「はい、お母様。行ってきます。」

こうして私たちは王都に向けて出発した。



次回は………………どんな話になるのかお楽しみに!

最近は暑いですよね……。私はスマホの使い過ぎで眼精疲労ぎみです。(暑さ関係ないんかい。)読者の皆さんも体調をくずさないようお気をつけください。




感想、レビューお待ちしてます。(小説を書いている身としては…ぜひとも感想が聞いてみたい……と思っているので書いてもいいなぁと思ってくれたそこのあなた……お願いします。)

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