三 仕事
参考・引用・元ネタ
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)
アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)
ア「まだ終わらんのか 劇はもう始まっとるぞ」
アドルフは待ち合わせの時間になっても来ないボクに我慢できず
仕事場までやってきていた
彼はボクの仕事を煩わしい障害かなにかだと思っているようだ
黒いステッキをグルンぐるんと振り回しながらせかし続けてくる
イラっとしながらもボクは不思議だった
どうして彼にはそんなにヒマな時間があるのかなと
だから何気なく聞いていた
ク「アドルフは何か仕事をしてないの?」
ア「……」
?
ア「冗談やない!」
!!
ア「いいか!クビツェク」
ア「お前の言っとる仕事ってのはな!」
ア「一言で言えば」
ア「パンを得るための仕事や!!」
ク「えぇ…」
アドルフの言葉はとても衝撃的だった
ボクはこれまでの常識を全否定された気分になった
あまりにビックリしてしまって何も言い返せなかったほどだ
きっと、アドルフは裕福な家の子なんだろう
考えられる線としては…親の遺産? 学生?
うーん…そうだとしても何でボクみたいな家具職人の子を相手にしているんだろう?
参考・引用・元ネタ
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)
アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)