第1章 2話 「初めての仲間」
第1章 旅立ち
僕が目指すイーシェント王国は、村を出て東に
まっすぐ進めば着く歩いて、四日ぐらいかかる
歩いている途中に村や町がある為、寝床には心配
はない。
まぁでも最悪、宿を取らなくても野宿すればいい
野宿の知識は、アリアーゼさんから教えてもらってる。
そんな事を考えながら歩いていると、突然隣の林
から
「キャーーー」
と叫び声が聞こえてきた。何事かと思って聞こえて来た方に向かってみると。
一人の女性が一匹の魔獣に囲まれていた。
この魔獣はゴブリンか。ゴブリンは二足歩行する
知能の低い魔獣で常に集団行動をする。
こいつは集団行動から逸れた。ゴブリンか。
「だ、誰か助けてーー」
そう言って女性は短剣を振り回しながら叫んでいた。
僕は、女性を助けようと腰に下げている剣を抜いて、ゴブリンを即座に斬り倒した。
そして、僕は即座に彼女に駆け寄った。
「君、大丈夫?」
僕は尻もちを付いている。女性に手を差し伸べた。
「うん。もう大丈夫ありがとう助けてくれて。」
女性は僕の手を借りて立ち上がった。
その女性は肩まで伸びた赤い髪、とても澄んだ
赤い瞳、顔は大人の美しさと幼子の愛らしいが
両方ある。とても美しい女性だ。
服装は赤を基調としていて、派手な装飾品はついておらず、とてもシンプルな服装だが、それが逆
に美しさを際立たせている。
「本当にありがとう。わたし剣での戦い方とか知らなくて、魔法は使えるけど実際だと呪文を上手く言えなくて。あはは・・・」
「君、魔獣と戦ったことないの?」
「うん・・・昔から王宮の外に出たことないから。」
「王宮?君、王族なの?」
「まぁ、そうかな。」
彼女はぎこちなく答えた。
「そんなことより!君は一体誰?さっきの剣術
すごかったけど?」
「ああ、僕はルーク・フォーゼント冒険者になる為にこれからイーシェント王国に行く途中なんだ。」
「そうなの!わたしはクレア・シーセルわたしも
冒険者になる為にイーシェント王国に行こうと思ってるのよ。」
こうして、僕の初めての仲間ができた。




