第1章 1話 「旅立ち」
第1章 旅立ち編
ーー僕の母は僕を産んだと同時に死んだ。
母がいない僕を案じて村の人達が僕を育ててくれた。
父はいるけど年に数回しか帰ってこない。
父は王国で冒険者をしている。
僕は父が帰ってきた時、父が体験した。
冒険の話を聴くのが楽しみだった。
しかし、その父も僕が六歳の時
クエスト遂行中にモンスターに襲われて死んだ。
その日、僕は本当にひとりぼっちになった。
父が死んでから、何日か経って一人の女性が村にやって来た。
その女性は肩まで届く髪は金髪で、その顔は大人の美しさが伝わってくる。腰には黒い剣が下げられている
服装は黄色基調としている。
その女性はアリアーゼさんといい、
父と同じ冒険者仲間だったらしい、アリアーゼさんは
父に僕を育てらように言われたらしい、
アリアーゼさんはずっと下を向いていた。
父の事で申し訳ないと思っているのだろう。
アリアーゼさんが悲しむ必要はない。父は冒険者という仕事に誇りを持っていた。
その誇り高い仕事で死んだんだ。父も良かっただろう
「アリアーゼさん、そんなに悲しまないでください。
そんな顔をされたら父も気持ちよく天国にいけないですよ。だから、笑ってください。」
「君は強い子だね。あの人そっくりだ。」
そう言いながら、アリアーゼさんは僕の頭を撫でた。
もしも、母がいたらこんな感じなんだろうか?
こうして、僕とアリアーゼさんは家族になった。
「アリアーゼさん、一つお願いがあるんです。」
「ん?なんだ?なんでも言いなさい。君とわたしは
家族なんだから。」
「僕に戦う力を教えてください。」
「・・・!・・・わかった。」
アリアーゼさんは静かにそう答えた。
その日、僕は父が誇り高いと思う、冒険者になろうと決心した。
ーー数年後
僕は十五歳になり、王国で冒険者になるために村から
旅立とうとしていた。
「本当に行っちゃうのね。寂しくなるわ。」
「寂しくなったらいつだって帰って来い!」
「ちゃんとごはんたべろよ。」
村のみんなが思い思いの言葉を僕にかけてくる。
「みんな、そんなに心配しないで。」
僕はそう言ってみんなを安心される。
「いいか、絶対に無理な真似をするな!」
「うん。わかってるよ無茶な事はしないようにする。
そんなに心配しなくて大丈夫だよ。アリアーゼさん」
そして、みんなとひと通り別れの挨拶が終わった。
「それじゃ、みんな行って来ます。」
そう言って、僕、ルーク・フォーゼントは冒険者
になる為に旅立った。




