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転生ゲーマー我が道を行く  作者:
動き出す全て。止めてこそ‘‘英雄‘‘へと至る
66/77

トルベッテ流おもてなし

書けた!疲れた!クリスマス来るまで休んでいいかな!?


許さん(親)


最悪だ…


取り合えず宿「タタラ屋」で泊まりの用意をし、トルベッテ商会への道を店主に聞いてまた大通りに出た。

トルベッテ商会の場所を聞いた時に店主に「え?なんで奴隷買うお店聞くの?」って顔されたが教えてもらえたので時間掛かるような用事はササっと終わらせる。

途中影の中に突っ込んだ大食い共が「お腹空いたから先に食事食わせろ!」と騒ぐので「消滅」の一言で黙らせた。


「確かタタラ屋を出て、鍛冶街の方に行けば良いんだったな」


鍛冶街とは、読んで字の如く、武器や防具を作る鍛冶氏が集まる地域である。

んでその先が…まぁアレな地域である。

アレとは「娼館」だ。

いくら神聖国とは言えども住人の欲望(ニーズ)に答えなきゃいけないからだろうが…普通ダメでしょ。

とりあえずトルベッテ商会はそこで商いを行ってるらしい。


「あそこら辺は少し近くに行きたく無いが…まぁしゃーないか」

「主様…普通に過ごす事が目標でしたもんね」


そんな独り言を零し、フォルテと共に俺はトルベッテ商会へ向かう。


——————————————————————————


そう言えばで思い出したがトルベッテ商会は奴隷販売だけで無く他の商売もやってる。

と言っても、国や町などでやる商売を替えてるのだ。

そう例えばトラベルテは夜限定の酒場を営業している。

そしてなんでこんな場所に店を出したかここの営業を見て分かった。


「そこのお兄さーん♡どうせなら一緒に一杯どう?」

「すまんがそうゆう目的で来てないから別行ってくれ」

「あら、残念ね♡」


…ガールズバー開いてやがったあいつ。しかもわりとアウトよりな匂いがする。


(ご主人様に色目使った…粛清粛清粛清)

(まずお前から粛清するぞ)

(…)←無言だけどナイフを磨く音が聞こえる

(おいアルナお前何やってる)


何故かイニーシェとアルナがポンコツになったんだが…

まず入った時に見て聞いた光景は「いらっしゃいませ~♡」と色目全開のお迎え。

まぁそうゆう目的で来てないからさっさと奥のカウンターで客に酒を配るバニーガール(受付)に以前優男からもらった「黄金紙」を見せる。

受付は目を大きく開きながらもすぐに表情を元に戻した。


「…申し訳ございませんが会長は現在、別の販売をしています。終わり次第お呼びしますので少々お待ちください」

「分かった」


で、その後仮面の下がイケメンだと予想した他の店員達にこうゆうアプローチを受けまくってる。

その度に二人がこうなる。ウェルは何故か特に何もやってない。


(うん。私何もやんない。偉いから血を頂戴)


お前そっちが狙いか!


(却下)

(却下を却下)

(やかましいわ。てか絶対やんねぇぞ)

(…頭から食ってやる)


おい待てお前までポンコツになってどうする。

ちなみに俺が進化した後、フォルテも影の中の三人と話せるのでずっとこれを聞いてる。


「なんか悪いなフォルテ」

「いつもの事です」


くっ…身体だけじゃなくて心も強くなってやがる。

今度何か買ってあげよう…

とその時だった。


「お待たせしました。会長の販売が終わりました」

「お、ようやくか」


ポンコツとなった三人の相手をして気づかなかったが、受付が目の前まで呼びに来ていた。


「ご案内致しますので、付いてきてください」

「分かった。ところで、あいつなんか言ってたか」

「あいつ…あぁ会長の事ですか。特に何か言った覚えはないですね」


ふーん。

あいつ分かっててやってんな。


——————————————————————————


トルベッテ商会アーカルム店。

この世界では珍しい九階建ての建物の最上階にして最奥に俺は受付のバニーガールに案内される。

そして目的地につき受付は目の前にあるドアにノックをする。


「会長、お客さまをお連れしました」

「あぁ。通してくれ」


過去にも一度聞いたことがあるあいつの声と共にドアが開く。


「やぁサイチさん。ギルドに連絡を入れたら君がちょうどこっちに向かってると聞いて、楽しみに待ってたよ」

「そうかよ。その割にはそんな感じの声じゃねーな」

「フフフ…新しいのも影に増えてるし何よりも()()()()()()()()までも増えてるからね。客とはいえ、警戒が高くなっちゃったよ」

「…以前勝手に覗くな言ったろ」

「あまりにも気になっちゃってね」


こいつマジで油断できねぇな。

そう思いながらもソファに座る。


「で、わざわざギルドにまで連絡寄こしたんだ。それなりに良い奴隷を揃えてくれてんだろ?」

「えぇ勿論。ところで懐は大丈夫ですか?安くなってるとは言え普通のB級冒険者では買えるかどうかの値段ですから」

()()なら?俺が普通に見えるか」

「そうでしたね」


最近はいろいろとあって荒稼ぎ出来たからな。

金はたくさんあるんだ。


(なら飯を早く食わせてよ)

(そーだそーだ)


食費で一気に消えそうだがな。


「それではまず戦い方ですが…今回おススメするのは二人で、片方は弓を得意としています」

「弓か…」

「弓というよりは遠距離であれば全てを得意としてる感じですね」

「なるほどなぁ」


…銃作って渡したら撃てたりするかな。


「もう片方が近接を得意としてますね。特にメイスやハンマーと言った打撃系の扱いが上手いです」

「なんでそんなの手に入ったんだ?」

「いえねぇ…今回のは元‘‘冒険者‘‘なんですが、依頼の失敗でどちらも奴隷落ちしまして」


あぁなるほどな。んで


「これ殺そうとしてるわけじゃねーよな。なんの真似だ?」

「んな!?」


今俺の後ろには短剣を構え、今にも俺にその短剣を刺そうとする受付のバニーガールが居る。


「あれ、気づいてました?」

「最初見た時疑ったけどお前これわざとやらせただろ。今から売る奴隷で買おうとしてる奴刺そうとさせんな」


そう。最初鑑定した時に一発で分かった。

あこいつ売る気だなって。


シンシェア・ニャーラ

レベル95 必要経験値960/37

ステータス

HP4518

MP3232

SP7704

装甲332

俊敏77(俊敏強化弱で+100)

攻撃445

ラック97

スキルポイント:354

ステータスポイント:6

覚醒効果:無し

覚醒条件:無し

スキル

「剣術強化」「先読み」「行動補正」「俊敏強化弱」「斧無双」「打撃強化」「フルスイング」「アッパーショット」「打撃大地」「マテリアル」「剛体」「ギアチェンジ」

加護

「打撃」

役職(ジョブ)

普通(アンコモン):「大武器見習いジャイアントニュービー

称号

「打撃使い」「ハンマー使い」「メイス使い」「強固な身体」「武器切り替え」「金属コレクター」

装飾欄

バニーヘッド(効果無し)

バニースーツ(効果無し)

黒タイツ(効果無し)


完全にさっき話してたハンマーやメイスが得意な打撃型だ。

装飾欄からは一旦目を離しておく。


「そうですね。それが販売したい奴隷です」

「ちなみになんで襲わせようとした」

「トルベッテ商会流のおもてなしと思ってください」


こいつ…


「バレてたか…わりと気ずかれない様に動いたつもりなんだけど」

「バレバレだよ」

「ま、あんたみたいなのは割と好みではあるよ強い奴が主なのは元冒険者としてもね」

「ニャーラ。これから主になる相手に対する喋り方は?」

「うっ」


うわ凄い。速攻で苦い顔になった。


「いや気にしねぇよ。むしろ素で構わない」


俺の発言に一気に笑顔に戻ったニャーラとそんな様子を見た優男がため息を吐く。


「ちなみにサイチさん」

「なんだ?」

「もう片方が彼女の妹と知ったら買いますか?」


…姉妹セットで売るつもりだったのかお前。

でも優秀な遠距離特化か。


「どっちも買おうか。さっさともう一人連れてこい」

「即決ですか。ニャーラ、自分で連れてきなさい」

「あいよ!」


元気に走り出してったニャーラを見送りつつ、俺は会計を済ませる。


——————————————————————————


サイチ

奴隷購入

購入奴隷「シンシェア・ニャーラ」「シンシェア・フリーレ」


——————————————————————————


んで買ったはいいが遂に限界を迎えた四つ子に飯をやってる俺は一体何をやってんだ。


「はぐはぐ…」

「これ、美味しい」

「私にも一口頂戴!」

「こっちも」


こいつらシレっと100人前ぐらい食ってんだろ。

周りで食事を取ってる冒険者も、店主も青ざめた顔してるぞ。


「…なぁ店主さん」

「…なんでしょうか」

「今の会計どんな感じだ」


聞いたらそこまでで無かった。

いや単に俺がとんでも無く稼いでるだけか。


「呑気に食事ねぇ…そんな事をやってられる程暇なの」

「うるせぇよ。こいつら腹減ったって煩いんだよ」

「ふぅん。私が居るのに言えるんだ」


は?何言って…いや待て。

この声確かどこかで。

よくよく考えれば後ろから声が聞こえたので返答したのだが…

その声の主を見て、俺は一瞬戦闘状態になるところだった。


「ユーラ・ファラット…」

「先ほどぶりね。()()()()()感も悪くなってるの?()()()()()()()()()さん?」


あかん。

顔くっそ笑顔なのに口調がキレてる。


なんか閉まらないしめ方したなぁ…

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