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転生ゲーマー我が道を行く  作者:
動き出す全て。止めてこそ‘‘英雄‘‘へと至る
65/77

入国 連絡はギルドで/私は答えを求める

今回のお話は主人公…よりかはユーラが中心で動きます。

あと今後作中のお話の長さが伸びます。ちょい色々ありましてごにょごにょ…


タイトルの意味


入国 連絡はギルドで / 私は答えを求める

↓           ↓

主人公視点      ユーラ視点


簡単に言えば一話のお話に二つ分のストーリーが合体しています。


大口食(オオグライ)にスキル「消滅」の存在をチラつかせ俺は見事にユーラ達による攻撃を防いだ。

勿論、フォルテも大口食(オオグライ)に回収させてある。

回収させてる時に「クッテイイ?」と聞かれた時は危うく「消滅」取りかけたが、まぁ無問題(モーマンタイ)

時間は掛かってしまったがようやく俺等は神聖国アーカルムに入る事が出来た。

どうやら俺の事を報告されたのは国境兵だけだったらしいのですんなりと入れました。

それと、聞いてたとしても単純に()()()()()()んじゃないかって思った。


「いきなり目の前でされた時はビックリしたわ」

「私も...です」

「何よ!この姿()に不満でもあんの!」

「意味がちげぇよ大食い少女共」


俺とフォルテ...その後ろをついていくかのように四人の少女がついていく。

顔は全員同じ。違うのは髪形。

ツインテールにお団子、ポニーテールとおかっぱの赤と黒が混じった髪をした少女達。

実はと言うと街に入る前に大口食(オオグライ)が何故か止めることが出来なくなっていたのだ。

このまま街に入れば怪しまれるからどうにかしろと言ったら、大口食(オオグライ)達はそろってその姿に変わったのだ。しかも全員個別で名前持ち。

ツインテールが「オオ」

ポニーテールが「オグ」

お団子が「オラ」

おかっぱが「オイ」

これ「オオ」から順に他の3人から「オ」だけ抜いて読むと「オオ」「グ」「ラ」「イ」なんだよ。

何こいつらって思う。


「それで、速くご飯が食べたいんだけど、いつ食べれるの?」

「お腹空いた...」

「主ー速く食事取りたい」

「肉...血...あぁ...」


言ってる事は同じなのにそれぞれ煩い。


「まずギルドに寄ってからだ。その後存分に食え」

「んじゃさっさと()()()とやらに行くわよ!」

()()()な」


「ド」しか合ってねぇよ。

言葉で新手のモンスター作んな。


——————————————————————————


移動最中になんも起きないのは当たり前の事

ただ道中にあった飲食店「ハバネラ」から流れてくる香ばしい匂いに大口食(オオグライ)達が反応したのがちょっとな…


——————————————————————————


やはりと言うかあくまで俺が魔物だって連絡が行ったのは城門だけらしい。

じゃなかったら入った途端、攻撃されてるしね。


「はい、トラベルテとフィーテラシンのギルドより連絡を頂いています」

「そうか。ところでここらで一番安い宿ってあるか?」

「唐突ですね…まぁ良いですけど。ここから大通りに戻るとある「タタラ屋」と呼ばれる所がおすすめですよ。すぐお隣にハバネラと呼ばれるお店があるのですぐ分かるかと」


そこ宿の予約取ったら行くことにしてたとこじゃーん。

近いな。


「そうか。それじゃ早速行ってみる事にするよ」

「はい…あ!ちょっと待ってください!」


いきなり受付嬢に呼び止められる。

まさか本当は知らされてて不意打ちやろうとしてたりする?


「まだ何か?」

「いえ実は…とある方から連絡を預かっておりまして」

「連絡?」

「はい。内容は「ソロ冒険者サイチへ、新しい奴隷を入荷したんだ。きっと君は一目で気に入ると思うよ。僕は神聖国アーカルムで待ってるよ。いつでも来てね」とトルベッテ商会のオーナーから言われております」


トルベッテ商会と言うとフォルテを買った…あの胡散臭い優男か。

そう言えば最近わりと強くなってきて忘れがちだけどフォルテって奴隷だったわ。


(主様、それ普通に酷いのでは?)


強くなって奴隷って言われても違和感しかないって事だよ。

従来だったらもっと弱いんだろうけどさぁ…

まぁ良いや。


(とゆうわけで宿の予約取ったらトルベッテ商会行くぞ)

(は!?ご飯は!?)

(黙って待て)


普通に影の中に入ってるオオ達にツッコミを入れつつ俺は歩き出す。

てか…あの聖女風情は追ってきてないのか?なんか不安…


——————————————————————————


アカネは空間魔法の使い手だ。

従来の空間魔法は一度行ったことがある場所でないと行くことは出来ない。

だけどアカネは土属性魔法に対して途轍もない深い知識を持つ。

それ故か、地形の性質等を把握していれば、例えどれだけ離れていようと、行ったことがなかろうと転移出来る。



「ここがトラベルテ…デカいとは聞いていたけどここまでデカいのね」

「私も初めて来ました…」


今回この場に居るのは私とアカネのみ。

空間魔法はあまり乱発しずらい。

それも一回使うだけで、私であれば半分、アカネであれば4分の一のMPを持っていかれる。

土属性魔法は威力が自然由来故に消費する魔力が少ないのも救いだがMP切れによる気絶は避けたいところだ。


「それじゃ、早く用事を終わらせるわよ」

「あのー…用事って」

「ここのギルドマスターに会いに行く」

「ですよねぇ…なんでぇ?」


この後、Z級冒険者が来た事で門番達が大慌てするまであと30秒。


——————————————————————————


門番が驚いたこと以外は特に問題はなかったわ。

まぁギルド遠くて大変だったけど。


——————————————————————————


「失礼するわ」


私はそう言いながらギルドのドアを開ける。

開けた途端に大勢の冒険者が私を見て、視線を逸らし…また見て逸らし、三度見してくれたわ。


「「「「「「なぁぁぁ!!??ユーラ・ファラット!!??」」」」」」


突如現れた私ことZ級冒険者ユーラ・ファラットを見た事で冒険者は驚愕する。

勿論そんな大絶叫が響けば別の事で席を外していた受付嬢も戻ってくる。


「もー。何言ってるんですか皆さん…ユーラさんはアーカルムでしか活動しな」


私と受付嬢の目が合う。

受付嬢は私を凝視し、一旦目を擦り再び私をじっくりと見て


「えぇぇぇぇぇ!!??ご本人!!??」


とんでもない勢いで飛び上がったわねこの受付嬢。

まぁ今はどうでも良いから無視。


「いきなりで申し訳ないけど、ギルドマスターに合わせてくれない?」

「え?へ?は!はい!!こちらです!」


受付嬢は困惑と驚愕の二つの感情に襲われながらも私をギルドマスターの部屋に案内する。

そして必ず二階にあるギルドマスターが居る部屋の前に。


「えっと…ギルドマスター!Z級冒険者のユーラ・ファラット様がお越しになっております!」

「うん?商売都市とはこんな辺境にか?まぁ良いか。通してくれ」


ドアの奥から驚きながらも声を出す女性の声が聞こえたと同時に受付嬢がドアを開ける。

そこには女性とは思えない程大柄な人…トラベルテギルドマスターが座っていた。

片手で書類仕事をしもう片手で何かを組み立て、恐らくスキルで生み出した半透明な腕をも動かし忙しそうに作業している。


「ってギルドマスターまたそれ使ってるんですか…負担が大きいからあまり使いたくなかったのでは?」

「アラガの件で忙しくてな、他も並行となるとこっちが楽だ」


受付嬢は何かを言いたかったようだが特に何も言わず「失礼します」と言い部屋から退出していった。

私は受付嬢が抜けると同時にギルドマスターに向けて話を始める。


「それで単刀直入に聞きたいことがあるのだけど、良いかしら?」

「私で答えられる範囲ならいくらでも答えよう」

「それじゃあ、何故魔物と分かっててアレをB級に上げたのかしら」


ピタリと、ギルドマスターの動きが止まる。

忙しく動かしていた手もまるで石のように。


「…神託か。そこまで見てくるとは思わなかったな」

「まぁね。それで、何で分かっててB級に上げたの?答えによっては本部に圧力を掛けて貴方を首にするわよ」

「さすがにギルド本部を突かれたら私も痛いね…分かった。話すよ。」


あまりにもあっさりとあの魔物について話すと言い、私は肩透かしを食らった。

隣に居たアカネは「え?この人あの怪物について知ってんの?」と驚いている。


「が、先に言うとそんなおとぎ話みたいな話あるかってような話になるぞ」

「おとぎ話?なんで今そんな話が」

「あの魔物がほぼそういう存在だからな。まぁ聞けばすぐ分かるさ。理解しようとするかどうかは別としてな」


そこで聞いたことは私を驚愕させ、アカネに聞かせるべきではないような内容だった。


私達が暮すこの世界とは別の世界があること

神はその全てを見ている事

そして、神の手違いにより死んでしまう者が何人か居る事

そんな存在に神は慈悲として二度目の人生を与える

だが、その全てが自身の嫌いな物に生まれ変わってしまう

その生まれ変わった者達は「転生者」と呼ばれ人として生きた記憶を持つ魔物である事

かつてトラベルテギルドマスターもそのような存在と一緒に旅していた事

そして、悪人の転生者が生まれ変わった魔物によってその仲間を失いギルドマスターになった事

そして…私達が戦ったあの魔物は、まさに「転生者」である事


それがギルドマスターが答えた私達の「問」に対する「回答」だった。


「…それが本当だったとして、証拠は」

「証拠か…転生者は皆私達では手に入らない「鑑定」と言うスキルを持ってるんだ」

「何ですかそれ?」

「調べの水晶があるだろ」

「はい」

「あれ持ってなくても自前で相手を調べられるスキルを転生者は持ってる」

「ずる!?」

「アカネ、話が進まないから黙って」


どんな事でも過剰反応しやすいアカネを止めて私は再び、ギルドマスターを見る。


「で、それが関係あるの?そもそもで本当にそんなスキルがあるか見ないと私も信用出来な」

「だろうね。でもこの世界には「譲渡」のスキルもあるんだ」

「何でここで「譲渡」のスキル?」

「そのままだよ。あいつがこの世界を去る間際に残した…忘れ形見だよ」


ギルドマスターが髪で隠れた目を見せる。

その目は青く輝いていた。

目が青いでは無く、本当に輝いていたのだ。


「これは鑑定を使ってる時の目だ」

「…本当なの?」

「あぁ。なんならスキルがどれだけ強いかとかも見れるからな、()()される役職(ジョブ)ってのは初めて見たけどね」


私は目を見開き、ギルドマスター改め元A級冒険者パーティー「ユナイトハンターズ」の一人だったアサーラ・ラファを見る。

ラファは「これで信じてくれるか?」と表情で問いかけてくる。


「…本当の事なのね」

「あぁ」


話に付いていけないアカネはこの際無視し、私はラファと話を続ける。


「…あれは邪悪ではないの?」

「善も居れば悪も居る。あいつは…ただ普通に旅したい「善」だよ。今は何か目標が出来たみたいだがね」


私は頷き、そして立ち上がる。


「貴重な時間を使って貰ってありがとう」

「これくらいならまだね。ところでこの後は」


私はラファの疑問にたったの一言で終わらせた。


「見つける必要があるから」


それだけで納得したのか私達は引き止められること無く、アーカルムへと転移で帰る事になった。


——————————————————————————


後々の話ではあるがラファはお喋りしすぎてこの後三連続徹夜をして書類仕事を終わらせる羽目になったと記載しておく

大口食(オオグライ)四つ子の名前の由来


オオ→オオ

オグ→グ

オラ→ラ

オイ→イ


中々にややこしいですね。


それと転生者についてユーラに知られましたね。

次回は波乱な予感が…


※修正

 文章の一部に文字抜けや空白抜けがあったので追加

 2025/12/10 18:04

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