人間の街に行こうとしたら立て続けに問題発生して面倒くさくなって来ました 協力バトル編
初共闘バトルです。
そして気になってる人が居るかは分かりませんが遂に「粉砕殺人者」の能力が書かれます。
これ結構性能壊れてるんだよな。
あの日以降、俺が料理をする日々が増えた。
まぁあの料理が原因で「毒封じの手袋」と言う魔道具を常に装着されてるが。
それでも料理はさせてもらっている。
その成果のおかげか称号「幸せの料理人」と非一般役職「料理人」を入手した。
あとどうやら普通にスキルも入手出来るらしくスキル「ハッピーフード」と言う謎スキル獲得。
何故謎なのかを説明すると…鑑定結果がこうだったのだ。
《スキル「ハッピーフード」内容:特殊な力を手に入れるために必要なスキルの一種。単体では意味が無いがスキル「調理の本気」と称号「料理を極めし者」を獲得する事で新たな力へと進化する。取得方法:称号「幸せの料理人」と「料理人」の役職を持ってる事で獲得可能》
単体で意味無いんかい。
とそんな事を思いながら今日もベギィド達と町に向かって進んでゆく。
「ん。居るネ」
「了解。全員一旦止まれ!」
やっぱりミアの索敵能力凄いな。
俺は以前ミアになんで忍を使ってた俺に気づけてか聞いてみた。
「あぁ。私の加護ネ。自然の加護って言って自然の声が聞こえる様になるネ。私は気づいてるんじゃなくて自然に教えてもらって気づいてるネ」
との事です。
そりゃ気づくわと思いながらその後も冒険をしていました。
っと話が逸れたわ。
ミアが見てる方の茂みが揺れる。
「ゴゴゴゴゴ…」
うん。見ただけで分かった。ゴーレムじゃん。
「ストーンゴーレムだな。防御力が高くて厄介なのはいつもの事だが…」
「何で群れてるネ!?」
「フツウハムレナイノカ」
「そうです…アンデットキングも含めて最近はこのような依頼が多いのですよ」
「三日前や五日前も入れればビックラビットとタケハマツも群れてたしな」
どっちも知らねー。なんだそいつ等。
「ゴゴゴゴゴ!」
うんゴーレムって「ゴ」しか喋れないの?
「ウルサイワ」
ゴーレムが叫びながら腕を繰り出してきたので爪で切り裂こうとした。
ら何故か拳。
ゴーレムの腕と俺の拳がぶつかる。
あれ思ったより痛くないな。
と思ってたらゴーレムの腕にヒビが入る。
「「「「「え?」」」」」「エ?」「ゴ?」
ゴーレムも含め全員口をあんぐり開けてポカーンとした。
その後腕にヒビが入ったゴーレムのヒビは腕に留まらず肩、体、足、顔と広がってゆき…
木っ端微塵になった。
「…何をしたネ」
「…シラン」
え?待って何今の火力??
《衝撃を確認しました。粉砕殺人者の収納スキル「一撃粉砕」を発動しました》
は!?
俺は急いで粉砕殺人者を鑑定した。
《神話役職「粉砕殺人者」内容:全てを破壊し殺人を行う殺人鬼と似たような力を得る。役職自体に複数のスキルと一部の役職の力がある為扱いには注意》
《収納スキル&役職》
一撃粉砕:相手の防御力が自身よりも低い場合、相手の肉体を粉砕する。
波紋色:拳や体に特殊なバフを乗せる。指定する色によって発動する効果が変更される。
色を合成し戦闘も可。
赤:攻撃上昇
青:衝撃装着
黄:ラック上昇
緑:歩行強化
桃:貫通装着
黒:装甲強化
白:破壊装着
赤&黒:チェンジザクロー
青&白:チェンジザハンマー
桃&緑:チェンジザスピアー
英雄役職「粉砕者」
拳にガントレット等の武器を装備すると破壊する。ただし破壊したガントレットの効果を拳に二倍にして付与する。最大で五個の付与が可能。限界以上付与すると古い付与から順に無くなってゆく。
スクラップ&ビルディング:破壊した相手をガントレットとして再生成する。ただし自然系統に分類される魔物以外はガントレットとして生成不可。
え待ってまさか…
俺の予想は当たり先ほど破壊したストーンゴーレムの残骸が浮かび上がり形を変えて合体していった。
その形状はガントレットであった。
「…」
無言でガントレットを掴み噛り付いた。固い。
うん。スクラップ&ビルディングは流石に封印。
世に出してはいけません。コレは。
《確認しました。暴食の効果によりスキルから「初級岩魔法:ストーンバレット」ステータスから装甲:975を奪えます》
モグモグ…うん。固い。
お食事中…
ご馳走様でした。はい残り倒しましょうか。
ただ次は実験も含めてです。
丁度皆が戦ってないゴーレムは…あれかな?
一体のゴーレムに掌を構え呟く。
「ストーンバレット」
掌に魔力が集中し小さな岩が生成される。
そして…発射!
初めての遠距離タイプの戦闘方法だったからな。使って見たぜ。
って思ってたらなんかミサイルでも当たったような音が響いたんだが。
放った方向を見れば皆が地面に尻を付けていた。
そしてその地面は塹壕のようであった。
「…何が起きたネ??」
「分からないが…黄泉の首輪が反応したと言うのはそうゆうことじゃろう…」
え?マジで何があったの?
その後盛大なファンファーレが鳴り響いた。
レベルアップしたか。ちょっとステータス確認…は?35レベル?
確か黄泉の首輪って死んだ時に発動して使い捨てだけど蘇生してくれる魔道具だよな。
まさか…いててててててて。
俺はすぐに「視覚強化」のスキルを100ポイント消費し獲得。
そして塹壕の遥か先を見ると先ほど俺の放ったストーンバレットが見えた
あ。うん。当たりでしたか。
俺はすぐ皆の元による。
「ダイジョウブカ?」
「あぁ。だが一体何が…」
「アー。ソレナンダガ…ゲンインハオレノマホウダ…」
「「「「「は?」」」」」
うんそうなるよね。
「イヤ…ゴーレムヲクッタトキニアタラシイマホウヲオボエテナ…タメシウチヲシタラ…」
「…まさか使ったのはストーンバレットか?」
「…アァ」
全員黙っちゃったよ。
「なぁ…俺の覚えが正しければストーンバレットって初級だよな?」
「そうじゃな…」
「何で初級魔法を使ったらこんな大惨事になるわけ…」
「性能が可笑しいネ…」
「流れ弾とは言え俺らも即死したしな…」
マジですんません。貴重品をそんなあっさり使用させてしまって。
この後この人生…じゃないゾンビ生で二度目の土下座をしました。
◇◇◇
これは俺がもうちょっとこの世界の生活に慣れた時に知ったが俺のやらかし塹壕は「一夜の内に突如作られた謎の道」として魔物も滅多に現れない為新しい街道として利用されてました。
そして俺は遂に辿り着いたのだ。
人の住む町「オーガスト」に。
ゾンビ《名前無し》
レベル:35 必要経験値:17/350
ステータス
HP450(+2195) MP450(+4979)
SP450(+1335) 装甲350(+3119)
俊敏175(+1520) 攻撃525(+3579)
ラック350(+2535)
スキルポイント:37600
ステータスポイント:28900
スキル
「爪攻撃×17」「毒属性付与×15」「毒耐性×15」「暴食」「獲得経験値10倍」「鑑定」「探知」「曲演歌」「ポイント強化」「インベントリ」「不死鳥×2」「単独危機」「ステータス倍加」「水耐性✕9」「打撃耐性11」「初級水魔法:レイン」「色欲×19」「忍」「脂肪×5」「リハーサル」「使い魔使役可」「ホスピタル」「初級回復魔法:リバナクション」「攻撃強化」「夜目×25」「挑発×2」「バルハラム」「範囲攻撃強化」「中級炎魔法:グレンレッカ」「火炎纏い」「初級砂魔法:スカーフレイパ」「覇激砲斬」「木剣生成」「魔力波」「韋駄天」「聴覚強化」「ハッピーフード」「初級岩魔法:ストーンバレット」「視覚強化」
加護
「調理」
役職
非一般:「料理人」
神話:「粉砕殺人者」
称号
「持久力」「戦闘狂」「爪の戦闘家」「幸せの料理人」
主人公 やらかす。




