人間の街に行こうとしたら立て続けに問題発生して面倒くさくなって来ました 初めてのマトモな食事♪編
主人公遂がマトモな料理を食います。
今まで食べた物って確か…
オーク ゴブリン スライム ゾンビ ウォリアーゾンビ エングール アンデットキング グール
ほぼ魔物じゃないかよ!!
こうして俺は彼らと共に人の街を目指すことにした。
まだ三日だが全員の顔と名前は把握した。
リーダー格の「ベギィド」
役職は「盾使い」らしい。
語尾に「ネ」が付く武闘家「ミア」
役職は「拳法使い」と言うものらしい。
ダンディなお爺さんの「ドーゴル」
役職は「魔道使い」らしい。
白い服に身を包んだ「ニーナ二」
役職は「聖女」と言うらしい。
最後に軽そうな「ビブラ」
役職は「暗殺者」らしい。
役職がそう言うだけでマジで暗殺者ではないらしい。
とまぁこのメンバーで森を抜け彼らの拠点である町「オーガスト」を目指すらしい。
あとコレは旅をし始めて知ったが彼らはかなり名の高い冒険者らしい。
なんでも「町ではもうじきS級になるんじゃないかと噂されてるしな」と。
ここで唐突な冒険者のランク説明だが高い順から行くと
Z S A B C D E F
になるらしい。
ってことはA級なのかよこの人ら…
と思いながら今日も森を歩く。
だが…そろそろ良いよな?
そろそろマトモな食事が食いたい!
今までずっと不味い魔物食ってたんだぞ!偶にはマトモな食事食べたって罰は当たらんだろ!
と言うわけでスキルポイントで取得可能欄をいててててててててて。
前から気になってたこれを取ろうと思う。
《加護:神から与えられる特殊な力。一度だけポイントを消費せず獲得出来る》
さ~て。どんな加護があるかな~?(悪い顔)
「サイチが何か気持ち悪い笑みを浮かべてるネ…」
「あら?お風呂でも除く気かしら。浄化魔法使ってあげようか?」
「マテマテマテ。ナゼソウナル」
なんか冒険者って簡易的な風呂が作れる道具があるらしいからそれを使って女性陣は毎回風呂に入ってる。
「カゴヲエランデルダケダ。ソモソモフロヲノゾイテオレニナンノトクガアルンダ?」
「魔物って加護貰えるネ!?」
「そこにも驚きましたが…まぁそうですね。もう死んでる人にそんな興味無いですね」
おいコラ今の発言はひでーぞ。
まぁ実際死体ではあるが…
あ。
《料理の加護:神からの加護により料理の力が格段に強まる》
コレだ。
《料理の加護を取得しますか イエス/ノー 》
イエス!
そして取得…ん?
なんか今頭の中に加護を獲得した連絡と変な音が。
ゲームで言うところの「ピロン」みたいな。
ちょっとステータス確認と…
《メッセージとギフトが届きました》
…な。
神様からの…?
俺は迷わずメッセージを開く。
《まさか人と旅に出るなんて驚きました。でもそちらの生活を楽しんでるみたいで安心しました。先ほど人々が言ったように加護とは魔物は持てないのです。上位の魔物ならまだしも通常は獲得すら不可能です。ですが貴方は私達の不注意で死んでしまった身。なので加護を得られるようにしときました》
そうだったのか。だからあんな驚かれたんだ。
《もう一つ言うと二個目の加護を入手するには1億スキルポイント必要なのですが私達の謝罪を含め1000スキルポイントで獲得出来るようにしときました。三個目だと2億ですが2000になるように設定してます。引き続き新しい人生をエンジョイしてください。あとギフトに役職を入れて送りましたのでそちらも上手く使って下さい》
「ブフッ!!!???」
「うお!?サイチどうしたいきなり吹いて!?」
何やってんの神様ーーーー!!??
それは反則ではないのですかーーーーー!!!???
ただでさえ「ポイント強化」や「曲演歌」とか化け物スキル揃ってんのにもっとヤバいの寄こしてくるんですかーーー!!!!????
…はぁ。うん。やめやめ。これ以上は考えないのが道理だ。
でギフトは…
《神話役職「粉砕殺人者」を獲得しました》
マジで何やってんのーーーーー!!!???
神話役職なんてスキル寄こさないでよ神様ーーー!!??
その後頭の中で数分悶絶。
…まぁエンジョイするって決めてるしもう良いかと思い考えるのを一時放棄した。
その後このパーティーでの料理係であるニーナ二に話をしに行く
「え?料理を作りたい?」
「アァ。ヒトノツクルリョウリハタマニミテタカラナ」
「まぁ…良いけど」
思いの他あっさりと許可が出たので料理を開始する。
素材は色々と貰った。
鶏肉に油や野菜。牛肉やスパイスも豊富にある。
ん~。あそうだ。
まずは鶏肉を一口台に…
斬って(腕が上手く使えずナイフが通らない)
斬って…(腕が上手く使えずナイフが通らない)
斬って…(腕が以下略)
だぁー!めんどくせぇ!
その後毒属性付与を付けづ爪で斬りました。
はい斬れましたから(圧)今度はフライパンのような調理器具に油をたっぷり入れまして…
斬った鶏肉に塩と…なんやかんやで調味料を混ぜて作ったなんちゃって醤油に付けておいて…
あ。油は熱しておいてね。
とゆう訳で油がパチパチなりだしたら鶏肉に味が染みついてるのでその油に投入。
この時点で分かる人が居れば分かるだろう。
「…なんかすげぇ旨そうな匂いがするぞ」
「ヤバいネ。コレ…今まで嗅いだことない程美味しい匂いネ!!」
あ。匂いがあっちにも行ったらしい。
「トイッテモコレデカンセイデハナインダガナ」
そう。俺が作ってたのは唐揚げだ。でもこれじゃまだ三流。
とゆう訳で二度揚げ入りまーす。
揚げた唐揚げを一度油から出し冷めるまで待つ。
冷めたらまた油に投入!
その後またじっくり揚げて…
頃合いを見て取り出したら完成!
「塩と醤油の二度揚げ唐揚げ」がね!
勿論野菜も添えて。
◇◇◇
その後俺の作った唐揚げはとても大絶賛された。
ただ毒属性付与は使ってないんだけどゾンビって体自体に微弱な毒があって…
冒険者の皆が「毒耐性」を入手しました。
ゾンビの毒が割と弱い部類だったから良かったけど毒属性付与使ってたら…
考えないでおこう。
その後ベギィド達に土下座で謝りました。
ゾンビ《名前無し》o《11》
レベル:28 必要経験値:57/280
ステータス
HP380(+2195) MP380(+4979)
SP380(+1335) 装甲280(+2144)
俊敏140(+1520) 攻撃420(+3579)
ラック280(+2535)
スキルポイント:15300
ステータスポイント:6500
スキル
「爪攻撃×17」「毒属性付与×15」「毒耐性×15」「暴食」「獲得経験値10倍」「鑑定」「探知」「曲演歌」「ポイント強化」「インベントリ」「不死鳥×2」「単独危機」「ステータス倍加」「水耐性✕9」「打撃耐性11」「色欲×19」「忍」「脂肪×5」「リハーサル」「使い魔使役可」「ホスピタル」「初級回復魔法:リバナクション」「攻撃強化」「夜目×25」「挑発×2」「バルハラム」「範囲攻撃強化」「中級炎魔法:グレンレッカ」「火炎纏い」「初級砂魔法:スカーフレイパ」「覇激砲斬」「木剣生成」「魔力波」「韋駄天」「聴覚強化」
加護
「調理」
役職
神話:「粉砕殺人者」
称号
「持久力」「戦闘狂」「爪の戦闘家」
あと本編に入れる予定でしたがあまりにも長くなってしまったのでこちらに移しました。
役職についての説明です。
役職は等級があり等級が上であればあるほど性能がぶっ壊れていきます。
あまり性能が高く無い順に等級書きますね↓
非一般:割と手に入れやすい等級の役職。
非一般役職の一部:「農家」「木工細工師」「料理人」
普通:冒険者であれば持ってるレベルの等級の役職。
普通役職の一部:「戦闘家」「武僧」「魔法使い」
珍しい:CやBランク帯の冒険者であれば一つは持ってる等級の役職。
珍しい役職の一部:「舞庫」「拳法使い」「氷餓鬼」
英雄:A級であれば一つ持っててもおかしくない等級の役職。
英雄役職の一部:「忍」「笛吹」「龍乗り」
伝説:S級ですら持てるか分からない等級の役職。
伝説役職の一部:「渦潮轟雷」「魔獣変装者」「破壊者」
そして伝説の更に上の等級。それこそが神話なのです。
ちなみに神話役職の入手方法として物にもよりますが手に入れ方が独特です。
1:特定の非一般、普通、珍しい、英雄、伝説役職の獲得で合成進化を遂げる。
2:特定の称号もしくはスキルの入手で獲得。
3:スキルポイントを9999兆消費し獲得。←ほぼ無謀な獲得方法。
4:魔人と呼ばれる魔物の類を討伐するととてつもない低確率で獲得。
5:作中ではまだ出てないがダンジョンの最奥のお宝で手に入れられる神話役職の書物でランダムで一つ獲得可能。←そもそもで書物自体がかなり出づらいのでこちらも無謀。
になります。
長くなってすみません。あとミスがあったので修正してました。
※修正
神話役職の文の一部を「手入れ方」から「手に入れ方」に修正




