3話。生きている武器
私の名前は、ゆき。
今はホノボノ村のすみっこの家で暮らしてる。
私は、武器を2つ使っている。
ひとつは、拳。
己の拳に防御魔法をかけて
敵を倒していた。
物理と魔法を合わせた攻撃で、自分の指の骨が折れる心配をせずに戦っていた。
たとえケガをしても回復魔法を自分でかけて治していた。
そしてもうひとつの武器は
巨大な戦槌。
しかも生きている魔法生物としての武器。
身長170cmの私と同じくらいの大きさ。
普段は、収納空間魔法で収納してある
巨大なモンスターと戦う時や大きなものを破壊する時に取り出す。
この槌の名前はツッチー
槌だからツッチーって名付けた
生きてる武器って不気味だけど
なんか、従えることができたし、逆らったり、使用者を乗っ取るとかは無さそう。
モンスターの素材や鉱石、土などを食べさせて
魔力をあげたり、属性付与したりできる
火、氷、雷、毒、麻痺、聖なる力、などなど食べた素材の属性を使えるようになる
食べた分だけ強大な力を得るけど
戦う時に使用する感じ
氷と雷と毒を同時に付与することもできる
振って、不要なものを吐き出させることで遠距離攻撃もできたりする
鉱石を食べさせて、傷が修復されたり、強固になる。
魔物の牙や爪も取り込んで強くなる
ツッチーを振って、ドラゴンを倒して快感だったなー
ドラゴンの発火器官を食べさせて炎を纏わせた攻撃できたのも面白かったなー
収納空間にしまっているモンスターの素材や鉱石をたまに食べちゃってる時もあるけど
食べるのは持ち主が食べさせようとした時が主で
相当お腹が空いてなければ基本的には大丈夫。
だから、たまに森にあるダンジョンへ行って狩りをして
モンスターの素材を食べさせたりする